キウイを皮ごと食べると健康に?本場の常識が新感覚な味わい
2016/04/05 18:00
ビタミンCやカリウムなど、多くの栄養素を含む「キウイ」。一般的な食べ方なら皮を剥き輪切りにして食べたり、あるいは皮のまま半分に切ってふたつになったものをスプーンでくりぬいて食べるなどの方法がある。
しかし、キウイの本場ニュージーランドでは皮を剥くなんてナンセンス! 彼らはキウイを皮ごと食べるのだ。
■キウイを皮ごと…その利点は?
理由は単純で、果実よりも皮のほうに多く栄養が含まれているから。血液をサラサラにするポリフェノールは果実に含まれる量の3倍もあり、免疫力を高める多糖体も多い。
だが、やはり食べるにあたって気になるのは皮に生えている「産毛」だろう。「チクチクするのではないか?」「味はどうなのか?」と気になるところである。
そこでしらべぇ取材班では、キウイを皮ごと食べるとどういった味わいなのか検証してみた。
■キウイを皮ごと実食!
まず食べる前の下準備から。皮に農薬が付いているかもしれないので、よく水洗いをしよう。確実な方法は食器用洗剤でゴシゴシ洗うことだが、その際は洗剤もしっかりと流すことをお忘れなく。
洗った後、そのまま輪切りに。 切るのが面倒だという人は丸かじりという選択肢もあるが、それだとキウイの汁が口についてしまうので注意が必要だ。そして、いざ実食!
もっとも懸念していた産毛だが…これがまったく気にならない。産毛があることを意識しながら食べているのにも関わらず、その感触がしないのである。
そして、果実はすぐ喉の奥に消え皮だけが口の中に残る。皮を咀嚼するとシャリシャリという音が鳴るが、それがキウイの新しい食感を発見したようで面白いのだ。
しかし、取材班のひとりは、皮の違和感が嫌で一切れで食べるのをやめてしまった。このように、どうしても皮が気になってしまう人にはオススメの方法がある。
ミキサーに皮がついたキウイを入れ、他にも野菜や水を入れて混ぜればいい。健康と美容にいいと言われる「グリーンスムージー」になるのだ。
グリーンスムージーが身体にいいのは、皮ごと調理しているという点が大きく、キウイも栄養を損なうことなく飲めるだろう。
■キウイ皮ごとはやみつきの食べ方かも!
結論を書くと、キウイを皮ごと食べることはオススメ。栄養面もそうだが、噛むという行為がプラスされるため、顔全体の骨や筋肉を丈夫に育てることに一役買っているからだ。
気になる人は一度試してみてほしい。もしかしたら病みつきになるかもしれない!
(取材・文/しらべぇ編集部・野夢宇一貴)
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