メガネをつけると「ブサ化」する男女に「かけ続ける理由」を聞いた
2016/04/05 07:00
マンガなどでしばし見かける表現に「メガネを外すと美少女(美男子)」というものがある。
これは「自分だけがその人の魅力に気付いている」ことの表現として使用されているものが、逆に考えると「メガネをかけるとブサイク化(ブサ化)する」ということになる。
つまり、あえて「茨の道」を選んでいるわけで、ある意味、不自然と言える。
■4人に1人は身近にいる?
しらべぇ編集部が全国の男女1352名に調査を行ったところ、「メガネを外したらかわいい(かっこいい)人に会ったことがある」と答えたのは全体の26.5%。
マンガやアニメの世界の話と思いきや、意外に少なくない人が「メガネブサ化男女」に遭遇しているそうだ。
■なぜそれでもかけ続けるのか聞いてみた
一般的に考えて、ルックスはいいに越したことはない。現代はコンタクトレンズや、場合によっては視力を回復するレーシック手術なるものもあって、メガネに固執する必要性はない。
それでもメガネをかけ続けるのはなぜか、理由をふたりの人に聞いてみた。
①Mさん(女性・22歳)
「メガネないほうがかわいいってのはよく言われます。でも、別にみんなにかわいいって言われたいと思ってないんですよね、私。それよりも目の疲れとか、快適さを重視したい。正直、目立ちたくないんですよ。
休日はと言うと、完全にメガネなしで生活してます。裸眼視力は0.1程度だけど、見えなくても別にいいしって。なので、裸眼の私を見るなら休日ですね。全然違うので会ってもわからないみたいですが」
②Yさん(男性・26歳)
「大学生の頃から、『コンタクトにしたら?』とは言われ続けてきました。でも、目が細くてなかなか入らないんですよね(笑) それと、僕はアレルギー体質で、目の粘膜も充血しやすいんです。
だから、いくら見栄えが良くなるからってコンタクトレンズにするわけにはいかないんです」
両者ともに、自分がメガネなしのほうがルックス的に優れていることは、把握していた。それだけ、多くの人に指摘されることなのだろう。
しかし、メガネをかけ続けるのには体質的な問題や、個人の価値観が影響しているようだ。もし、そんな女性を好きになった場合、休日に偶然遭遇するか、いつでも裸眼姿を見せてもらえるような深い関係性にならないといけないのかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・岡本拓)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1352名
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