「花見の場所取り術」が非常識すぎて大手企業に批判も

今後花見の予定がある人は、このようなことが発生しないよう注意してほしい。

2016/03/30 21:00

代々木公園・花見

29日、プラント建設の大手企業が横浜市の公園を「花見をするため」と称し、ブルーシートで園内の8割を「場所取り」していたことがネット上で話題になった。

シートには「お花見会場」と書いた張り紙が貼られ、3月28日から4月1日まで以下の使用時間帯以外は「ご自由にお使いください」と時間が記載されていた。

この画像がTwitterに出回ると、ネットユーザーから「不法占拠だ」などと批判が殺到。該当企業は「公園の管理者に相談をした」と話している模様だが、怒りの声は現在も続いている。

このように花見絡みでトラブルに遭遇するケースはどのくらいあるのだろうか?


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■花見の席でトラブルになったことがある?

しらべぇ編集部では全国の男女に「花見の席でトラブルになったことがあるか」聞いてみた。

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結果、全世代で「なったことがある」と答えたのは1割未満で、ほとんどの人がトラブルになったことがないことが判明。やはり会社主催であろうが個人であろうが、ルールと節度を守っていれば、トラブルには発展しないようだ。

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■どのようなトラブルがあるのか

数少ない「花見のトラブル」だが、どのような事例があるのだろうか。経験者に聞いてみた。

「かなり混雑した公園で花見をしていたのですが、隣で飲んでいた集団と身体が触れた触れないで大喧嘩になりました。酒が入っているのでお互い引きさがらないんですよ。結局警察を呼びました」(30代男性)

「場所をとっておいたのですが、こちらが最初にとっておいたスペースを後からきた集団に侵食されて口論に。職場の花見だったので、譲るわけにはいかなかったんです。小競り合いになって、嫌な思いをしました」(20代男性)

「大学のサークルで花見を開催したところ、一気飲みを強要する流れに…。そういうことが嫌いな下級生が拒否したら、怒った先輩が殴りかかりました。いくら酒に酔っていたとは言え、興ざめでしたよ」(20代女性)

「職場の花見で楽しく飲んでいたのですが、上司の独演会が始まってしまい、一同が白けてしまいました。そのうち、若い社員が酒の勢いに任せて上司に文句を言い、口論に…。結局若い社員は退場になりました」(30代女性)

どうやら場所をめぐっての口論や、酒が入ったことによる喧嘩などが花見の席でおこりやすいトラブルのようだ。今後花見の予定がある人は、このようなことが発生しないよう注意してほしい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年3月20日~2016年3月24日
対象:全国20代~60代の男女1,352名

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