カトパンが『めざまし』卒業!じつは「朝の顔」ではなった?
2016/03/23 20:00
フジテレビの朝の情報番組『めざましテレビ』の顔、加藤綾子アナウンサー(カトパン)が、4月1日をもって番組を卒業すると発表された。
入社してから7年半、番組に華を添え続けてきたカトパンがいなくなることは、めざましファンの人にとっては大きな衝撃だっただろう。オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」を見ても、その人気は明白である。
・第1位 水ト麻美(日本テレビ)
・第2位 加藤綾子(フジテレビ)
・第3位 有働由美子(NHK)
・第4位 山崎夕貴(フジテレビ)
・第5位 桑子真帆(NHK)
・第6位 狩野恵里(テレビ東京)
・第7位 竹内由恵(テレビ朝日)
・第8位 夏目三久(フリー)
・第9位 赤江珠緒(フリー)
・第10位 大江麻理子(テレビ東京)
『めざまし』卒業にちなんで、しらべぇ編集部では「朝の顔はカトパンだ!」と思っている人がどれだけいるのかを調べてみることに。
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■カトパンが朝の顔だと思っている人は全体のわずか13%!
すると、カトパンが朝の顔だと思っている人は全体でわずか13.0%と少なかったのである。男女別では、以下のように差が見られた。
男性の支持率が多少上がるが、それでも微増と言わざるを得ない。このデータを見てもわかるとおり、フジテレビが民放トップと言われていた時代は本当に終わってしまったのだろうか。
■カトパンは30・60代女性から不人気?
また男女の年代別では、興味深い差が見られた。30・60代女性が極端に少ないのである。
「朝のテレビ番組」というと、NHKの朝ドラが思い浮かぶ。朝ドラの視聴者は60代以上の人が多くを占めていることも、このデータに関係していそうだ。
朝ドラの次番組が情報番組『あさイチ』のため、 番組MCの有働由美子アナウンサーが60代以上の支持率を得ているとも考えられる。
30代女性の支持率が低いのも気になるが、同世代であるカトパンに嫉妬心なようなものを抱いているのだろうか。
■アナウンサーの好みは地域も関係か
朝はパン派、ごはん派と別れるように、綺麗でさわやかなカトパンの笑顔で朝を迎えたい人もいれば、元気ではつらつとした笑顔の有働アナを好む人もいる。
『めざましテレビ』は、フジテレビ系列局がない都道府県でも地方ネット局が中継をしているが、地方にいけばいくほど、その土地のご当地女性アナウンサーが人気を博していると言えそうだ。
そのため、地域に寄り添った女性アナウンサーに朝の顔の座をとられてしまうのは、仕方がないともいえるかもしれない。フジテレビを退社してフリーアナウンサーになるカトパン。今後の活躍にも期待したい。
(文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の加藤綾子アナを知っている男女914名
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