休みの日こそ充実!「休日の起床時刻」は出世と関係する?
2016/03/21 17:00
平日は、朝早くから忙しく働いている社会人。休日くらいは、ゆっくり寝ていたいものだろう。しかし、休日の時間を朝早くから充実させれば、仕事でもより良い成果が出せるという見方もある。
もしそれが真実なら、休日の起床時刻と出世との間には深い関係があるはずだが、実際にはどうなのだろうか。
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■出世している人ほど、休日も早起き!
調査の結果、出世している人ほど休みの日の起床時間もはやいことがわかった。
とくに注目すべきは、6時以前に起きる人の出世率の高さだ。8時代、9時以降に起きる人に比べ、1.5倍~2倍の該当率だった。
出世を成し遂げ、高年収になった人たちは、休日に惰眠を貪ることなどしていないのは明らか。休みの日こそ、充実した時間を過ごそうと心掛け、それが結果的に出世へと繋がっているようだ。
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■何故、休日を充実させることが、出世に繋がる?
それでは、休日を充実させることが出世に繋がる理由とは、どんなことだろうか。大きくはふたつ考えられる。
①「遊び」を通じて視野が広がる
まずひとつ目は、休日に培われる「視野の広がり」。会社の中だけの視野で仕事をしていると、どうしても発想力に限界が生じがち。今までに経験したことや社内知識だけでしか仕事ができなくなることも、あるのではないだろうか。
一方で、休日に嗜む趣味や遊びを通じて培われる広い視野。それが、仕事に置いて大きな効力を発揮する。商品企画では、今までにないクリエイティブな発想が生まれるだろう。
②時間の貴重さを認識するきっかけになる
続いてふたつ目は、「時間に対する認識」だ。忙しい社会人にとって、休日は限りある資源。とくに役職が上がれば、その多忙さゆえ、休日はなおさら貴重になる。出世頭は、その大事な時間を、朝早くから存分に堪能しようとする意識が強い。
そしてその姿勢は、仕事中でも活かされる。仕事も限られた時間の中で、きっちりと成果を出そうと努めている。残業前提でダラダラと仕事することなど皆無。だからこそ、効率的・効果的に仕事の成果を上げている。
このような理由により、休日の起床時間のはやい人ほど、上司からの評価も高く、多くの出世のチャンスを掴むことができると考えられる。
ゆっくり休んで体力を回復させることも大切な仕事のひとつだが、出世や年収のことを考えるのであれば、休日の過ごし方も工夫するのがいいようだ。
(取材・文/桜井洸希)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月20日~2016年2月24日
対象:全国20代~60代の男女1341名
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