「レトロ」と聞いてたのに実際は汚いだけだった店ワースト4

心地よい食事をするためにも、お店選びには十分注意したほうがいいのかも。

雪国

レトロ雑貨、レトロ銭湯、レトロな街並みなど、盛んに用いられる「レトロ」という言葉。

レトロカフェに代表される「レトロな飲食店」は若い女子を中心に高い人気を誇っているが、一方で「レトロと聞いたけど古いだけ」「建物自体はレトロかもしれないが、衛生状態が不安」という店もあるらしい。

しらべぇ取材班は「食べ歩き好き」を自称する若者4人が実際に遭遇したケースを収集したので、ご紹介しよう。


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■レベル1:壁がひたすら真っ黒な洋食屋

「カレーランチが500円と安く、行ってみたら壁が油がぎっとりで真っ黒。床も油がこびりついていて、歩くとペタペタ音が鳴る(笑)


とはいえ、厨房内や皿はきれいで、味もまあまあ。雰囲気も一応『レトロ』だったんで、ギリ許容範囲でした。ま、再訪はないですけどね」(20代・男性)

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■レベル2:薄暗さで汚さをカモフラージュしてる餃子屋

「店に入るとまず異様に暗い。お洒落バーよりも暗くて、壁のメニューも見にくい。だんだん目が慣れてくると、店の奥には無数の段ボール。間接照明に照らされ、空中にほこりが浮かんでいるのが見えた…。


そんな状況だから、餃子がきても全然楽しめない。ジューシーでウマいはずなんだけど、『この肉の衛生状態はどうなんだろう?』『この緑の野菜、原価いくらだろう。最近、流行りの元・廃棄物だったりしないかな…』とか考えてしまいました。


結果ハイボール一杯と餃子一皿を食べたら外へ。お口直しに他の店で食べましたが、胃が気持ち悪く感じられてきて気分が悪かった」(20代・女性)


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■レベル3:ビールがぬるく、鉄の味がする古民家カフェ

「カフェめぐりが好きな友達に誘われて行ったら、普通に古民家。改装されて『古き良さはそのままに、残りは今風に改装』とかではなく、普通に古いままだった。『改装具合を間違えたのかな?』と思った。


まあ、百歩ゆずってそこはいいとしても、ビールがぬるく、錆びたような変な味がした。おそらく、ビールサーバーが古いか、手入れが足りてなかったんじゃないだろうか…。


料理自体は普通に美味しかったけど、水も『水道水?』と思うと飲む気になれなくて、喉がかわいたまま食事を続けました」(20代・女性)


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■レベル4:奥にあるトイレがもはやむき出しの中華屋

「入った時の感想は『うわ、昔ながらの中華屋だな』でした。しかし、席に座ってよく見渡してみると、奥にあるトイレのドアが半分壊れて、和式便所が見えてる…(笑)


飲食店のトイレって、ただでさえも手洗い場を挟まないと嫌な気持ちになるじゃないですか? それなのに、普通に視界に入るという。普段は壊れてないんでしょうけど、トイレのニオイを気にしてしまって、食事を楽しむ余裕はまったくありませんでした」


上記のお店は、すべて某レビューサイトでは「レトロ」と紹介されているものだったというが、少なからず衛生的な問題を感じさせる部分がある。売り文句が安易に用いられがちな昨今、心地よい食事をするためにも、お店選びには十分注意したほうがいいのかも。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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