スーパーのポリ袋を余分にもらう女性…若すぎるおばちゃん化か
2016/02/29 15:00
世の中を見回すと、無料で提供されているものが多いことに気が付く。
飲食店では当たり前のようにお冷やが提供され、中にはお茶が出てくるところもある。スーパーの鮮魚売り場にはワサビやおろし生姜の小袋があり、ドラッグストアではカゴに試供品がいくつも入っている場合がある。
たとえば、スーパーのポリ袋もそう。多くのチェーン店などでレジ袋が有料になった一方、ポリ袋は無料のままだ。
そして、サッカー台(買った食品などを袋に詰める台)にロールのまま置かれていることが多いので、好きなだけ貰えてしまうことも…。
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■スーパーのポリ袋を余分にもらおう→4割が…
しらべぇ編集部が、全国の20代~60代の男女1340人を対象に「スーパーなどでポリ袋を余分にもらってきたことがある」割合を調査したところ、4割を超える人が該当した。
ロール状のポリ袋の音が「ガーッ!」と響くくらいに、ポリ袋を巻き取っていく人を見かけたネットユーザーもいるかもしれない。そこまでしないまでも、「1枚余分に…」と取っていく人もいるのだろう。
■女性は20代と30代の間で差が開く
また男女の年代別で比較してみると、男性はいずれの年代でも平均値の42.1%を下回っていた。だが女性では、30代を超えると一気に5割にものぼる。
女性は30代になると、20代に比べて家事をする人も増えるだろう。
主婦業をこなすようになった女性は、スーパーで貰えるポリ袋も「節約のために」と、貰う習慣がついてしまうのかもしれない。おばちゃん化の始まりなのだろうか。
■平均以下だったのは大阪府
最後に、都道府県別の結果を見てみよう。
「大阪のオバチャンとかはいっぱい持っていくんじゃないの?」と考える人もいるだろうが、実際そうではないようだ。わずかではあるものの、平均を下回っていたのだ。
むしろ東京都民や広島県民のほうが、平均を大きく上回っているのがわかる。
無料でもらえるポリ袋などは間接的に他の料金の中に含まれていたり、何らかの形で誰かが負担しているのは間違いないだろう。ポリ袋も取り過ぎる人が増えると、いずれ有料化され日がくるのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・県田勢)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:全国20代~60代の男女1340名
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