咳止め効果も!バリ島定番ドリンク「ホットみかん」レシピ
2016/02/14 10:00
立春が過ぎ、暦の上では春になったとはいえ、日本ではまだまだ寒い日が続いていることと思います。筆者の暮らすバリ島は、1年中常夏なので夏真っ盛りです。
そんなバリ島から今回お届けするのが、日本の冬の風物詩とも言える温州みかん(以下「こたつみかん」)を使ったホットリンク。冬になると、こたつみかんを箱買いすると言う方もいるでしょう。
オレンジジュースとは一味違うホットみかんの魅力をご紹介しましょう。
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バリ島はこたつみかんの産地
バリ島というと南国ならではのマンゴーやパパイヤ、ドリアンのように、芳醇な香りを放つ果物をイメージする方は多いのでは? 実はバリ島でも山岳地域のように気温が比較的低い所では、こたつみかんの生産が盛んです。
そのためバリ人の間でも、こたつみかんはとてもポピュラーな存在。食用としてはもちろんお供えものとしても、よく使われています。
インドネシア語では柑橘系の果物全般をJeruk(ジュルック)と呼びますが、レストランのメニューにある「エス・ジュルック」(みかんジュース)といえば、こたつみかんを使ったドリンクが一般的です。いわゆる「オレンジジュース」はなくても、エス・ジュルックのない店はないと言っても過言ではないほどに、地元客に愛されています。
そして、こたつみかんをホットで飲む「ジュルック・ハンガット」(ホットみかん)も肌寒い日の定番ドリンクとして高い人気を誇ります。こたつみかん好きの方はもちろん、そうでない方にも試していただきたい美味しさなんです。
バリ島定番のホットドリンク「ホットみかん」レシピ
ホットみかんの主な材料は、こたつみかんと砂糖とお湯のみというシンプルさ。作り方もとても簡単なので、自宅でもすぐに作れますよ。
ホットみかん
材料(一人分)
・こたつみかん 2個
・砂糖 ティースプーン2~5杯(お好みで調節)
・お湯 300ml
作り方
1.こたつみかんを半分に切る
2.ジューサーで果汁を絞る
3.砂糖としぼった果汁をグラスに入れる
4.お湯を注いで混ぜ合わせる
出来上がり。これだけです。
砂糖の分量はお好みですが、少なすぎると単なるみかん汁のお湯割りになってしまうので注意しましょう。甘いもの好きのバリ人にならって、砂糖をたっぷり入れて飲むのがおすすめです。
咳止め効果も!
個人的には砂糖の代わりに蜂蜜を使った飲み方が気に入っています。特にのどの痛みや咳があるときに飲むと、痛みや症状が緩和して楽になりますよ。
箱買いしたこたつみかんにちょっと飽きてきたら、ぜひホットみかんドリンクを試してみてくださいね。
(文/しらべぇ海外支部・平理以子)
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