『お義父さんと呼ばせて』で話題の中華屋にキムタクファンほろり

遠藤憲一主演で毎週火曜にフジテレビ系列で放送中のドラマ『お義父さんと呼ばせて』。

蓮佛美沙子が演じる26歳年下の彼女（美蘭）にプロポーズした主人公の保が、同い年の父親・花澤紀一郎（役：渡部篤郎）に、結婚を認めてもらうために奮闘するホームコメディである。

視聴率的には振るわないものの、俳優たちの熱演で人気を獲得している本作には、主人公とヒロインのデート場所として中華料理屋が登場する。

「味のある、素敵なお店じゃないか。保が住む、下高井戸にあるのかな…」なんて思った人もいるはず。

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■その中華屋、じつは超有名店だった

しかし、この店、知っている人には超有名な聖地なのだ。1996年に放送され、「月曜日はOLが街から消える」などと言わしめたドラマ『ロングバケーション』に登場した場所なのである。

Twitter上でも往年のファンは気づいたらしく、ドラマの放送のたびにツイートがなされている。

やっぱ「お義父さんと呼ばせて」で出てくるラーメン屋、ロンバケの萬金だ。
「萬金しゅーごー！」南の台詞が余裕で脳内再生される( ＾∀＾)

ロンバケまた見よー pic.twitter.com/bQRRNtZtHv

— えいと (@aRTtNaME) January 30, 2016

お義父さんと呼ばせての録画観てました 萬金！中華そば！店内の赤椅子！！ロンバケと一緒～瀬名が焼きそば作ろうとしてたら南から電話きて萬金集合からの定休日でテアトロンのシーン好きだった！また見たくなってきたわー#ロンバケ #萬金 pic.twitter.com/hgL0cRLImV

— あちゃ@愛ラブSMAP! (@sma_acha) 2016, 1月 27

中には、つい懐かしくなってしまう人もいるらしい。

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■というわけで早速訪れてみる

SMAPファンへの意外な影響を知った取材班は、改めて店を訪れてみることにした。一路、東京都は中央区、新富町駅へ。

ロンバケファンの聖地、『萬金』である。

店内はドラマで見たとおりの景色。

味わいのある、古き良き庶民の中華屋だ。

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■キムタクも食べたラーメンのお味は

取材班が注文したのはチャーシューメン。見たところ、いかにもオーソドックスな雰囲気のラーメンだが、果たしてそのお味は…

味も非常にオーソドックス！　醤油ベースの薄味のスープが、程よく縮れた麺と絡み合い、ウマい。

凝ったラーメンが好きな人には物足りないかもしれないが、懐かしい味が好きな人にはぴったりだろう。

『お義父さんと呼ばせて』で保こと遠藤憲一が食した餃子。こちらも非常にオーソドックスな雰囲気だが、肉汁がしたたり落ち、意外にもかなりジューシー。

酒飲みにぴったりのメニューと言っていいだろう。

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■若き日のキムタクを懐かしんでみては？

『スマスマ』での生放送以降、批判の的となってしまっていたキムタクだが、今回、思わず形で20年前の出演作を思い出す形となった。

それぞれの心に深い想い出を残した稀有な存在であること、ほろりと思い出させてくれる、そんな味わい深いラーメンだ。

（取材・文／しらべえ編集部・岡本拓）

【萬金】
住所　東京都中央区入船3-4-2‎
営業時間　〔月～金〕11:00～15:00　17:00～21:00
（土日祝定休）