「職場が乾燥しすぎて行きたくない」で出社拒否は可能?
2016/02/11 17:30
冬の天敵と言えば乾燥。この時期になれば「火の用心」の声をよく聞くことができるが、女性には「お肌の乾燥」も大変気になるところだろう。
しかし、暖房が効いた職場では、空気は自然と乾燥するし、加湿器が整備されていないことも多い。職場があまりに乾燥しているため、いっそのこと「会社に行きたくない!」と思ってしまうことはないだろうか?
https://twitter.com/n2_Skri119427/status/686805678594232320
皮膚科行きたくないからミツロウクリーム買ってきた…職場に居ると乾燥で身体痒くなる~~(∩´﹏`∩)
— マ🐣メ🐤コ🐥 (@mgmghsprkrak) November 30, 2014
■想像通り? 男女で大きな差があった
しらべぇ編集部がアンケートサイト「マインドソナー」で調査した結果、「職場の乾燥がひどくて、仕事に行きたくない」と思ったことがあるのは全体の14.4%。
しかし、男性9%、女性24%と有意な差が見られた。男性よりも、女性のほうが乾燥に敏感であることが、データからも判明する結果となった。
■乾燥肌が語る「職場の乾燥で起こりうる最悪のシナリオ」
女性は男性に比べ皮脂量が半分程度と少なく、その結果乾燥しやすいとされる。実際に「職場の乾燥で悩んでいる」と語るOLのK子さん(IT企業勤務)に「職場の乾燥が起こしうる最悪のシナリオ」を教えてもらったので紹介しよう。
・肌が乾燥する
↓
・その結果、かゆくなる
↓
・髪もパサパサに
↓
・喉が痛くなる
↓
・インフルエンザが流行
↓
・マスクが外せなくて人とのコミュニケーションに支障
↓
・マスクにかまけてすっぴんの女性社員が増え、男性社員の士気も低下
↓
・目がしょぼしょぼ
↓
・吐息が気になる(口が乾燥するため)
↓
・なんだか体調が悪くなる
↓
・一方で油ギッシュな上司のお肌を見ると、妙に生々しくて「これは現実か?」と思う
↓
・なんとなく会社が嫌いになる
↓
・退社待ったなし
↓
・同じようなことが日本中で起こり、労働人口が減少、日本経済に大きなダメージを与える
職場の乾燥は、乾燥肌の人にとって想像以上に深刻なようだ。
■「職場が乾燥しすぎ」は病欠理由になるのか?
しかし、職場の乾燥を理由に会社を休むことはできるのだろうか? 都内病院に勤務する医師に確認したところ「皮膚の乾燥を理由に診断書を書いたのは、アトピー性皮膚炎でプールに入れない高校生くらい」とのこと。
いくら本人が深刻とはいえ、今の日本では乾燥肌が原因で会社に行かないのはNGなようだ。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)
・合わせて読みたい→Gカップグラドル岸明日香が「焼肉デート」でモテる極意を伝授