人気のパクチーの次にくる「臭い系フード」はドリアンスイーツ?
近ごろ、ハーブの一種「パクチー」が人気だ。パクチーはタイ語で、英語ではコリアンダー、中国では香草(シャンツァイ)と呼ばれる世界中で人気の食材だが、人によっては「カメムシの臭い」などと嫌悪する向きもある。
【パクチー好きは知っておくべきこと】
”パクチーとカメムシの匂いの成分は同じ”
パクチーを食べ過ぎても体がカメムシ臭くなることはありませんので安心を。
パクチーにはビタミンC、ビタミンA、カルシウム、鉄分が豊富に含まれています。 https://t.co/zubUSXN8DY— 1日1分で女を磨く! (@vilobupuhose) January 30, 2016
しかし、専門の料理店も話題となり、日本の食卓には確実に根づき始めているようだ。
【人気くらべ】王道のネギと流行のパクチー 好き嫌いが分かれたのは?
画像をもっと見る
■パクチーの次なる「臭い系食材」はドリアン?
パクチーと同じく東南アジアの人気食材で、「臭い」が原因で好き嫌いが分かれるのがドリアンだ。「果物の王様」とも呼ばれるねっとり濃厚な甘みが特徴だが、「トイレでシュークリームを食べてるみたい」と評する人もいる。
しかし、パクチーの臭いも乗り越えた日本人のグルメ志向、次なるターゲットは「ドリアンスイーツ」ではないだろうか。
■マカオでは「ドリアンスイーツ専門店」が人気
香港のお隣り、マカオではドリアンは比較的なじみ深い果物。街角では、ドリアンをさまざまなスイーツに加工した専門店も見かけるが、その草分けが「ドリアンキング(麥花臣美味甜品屋)」だ。
そこで、近々日本にも来る…かもしれない、本場のドリアンスイーツ3選をご紹介しよう。
①臭いのマリアージュ「ドリアンチーズケーキ」
日本人はすでに慣れ親しんでいるが、チーズにも独特の臭いがある。ドリアンとチーズ、それぞれの濃厚な甘みと独特な香りを相まって楽しめるのが、このドリアンチーズケーキ。
いきなりドリアンの香りが鼻に来ないので、苦手な人や未体験者にはぴったりの一品だ。
②冷やすと臭いも気にならない? 「ドリアンアイス」
ドリアンの「玉ねぎのような香り」は、よく冷やすとすこし抑えることができる。そこで初心者には「ドリアンアイス」もオススメだ。
ドリアンは産地によって価格が異なり、こちらのお店では右のマレーシア産より左のタイ産のほうがやや高級。味の違いを確かめてみるのもいいだろう。
③臭いが好きならコレ! 「ドリアンシェーキ」
「臭いもふくめてドリアンが大好き」という人には、ぜひドリアンシェーキに挑戦していただきたい。アイスほど冷たくないため、好きな人にはたまらない香りもじゅうぶん楽しむことができる。
甘みや南国フルーツらしい香りは、バナナシェーキよりもずっと濃厚だ。
■ドリアンキングの着ぐるみがお出迎え
マカオを訪れることがあったら、街の中心街「セナド広場」周辺をうろうろしている、こんなゆるキャラがお店の目印だ。
【麥花臣美味甜品屋】
住所 中国マカオ乾草圍7號長信大廈地下A座
(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
・合わせて読みたい→「パクチー即席麺」を食べ比べ! パクチー過激派が満足する味はコレ?