あえて食べたい!「冬こそアイスクリーム」派はコンビニ世代

暖冬といえども一年中でもっとも寒いとされる「寒の内」を迎え、「冬はもういい。春のぬくもりよ来たれ」と、寒さに飽き飽きしている諸氏も多いのではないだろうか。

しかし冬に飽きるにはまだ早い。冬しか楽しめない味覚を堪能してから、春を迎えたいところである。


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■アイス業界は冬こそ元気

雪見だいふく

アイスクリーム業界では、「冬だからこそおいしいアイス」の開発が盛んだ。

例えば1981年以来のロングセラー「雪見だいふく2個入り」は夏は販売せず、9月から4月のみ店頭に並ぶ。冬ならではのアイスクリーム・代表格といえるだろう。

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■「冬限定」でしのぎを削る

「冬のアイスクリーム」として盤石の地位を築いた雪見だいふくに続けとばかり、各メーカーが「冬限定アイスクリーム」に工夫を凝らしている。

高級アイスクリームの代表格「ハーゲンダッツ」は「クリスピーサンド カシスベリー」を、一口サイズのロングセラー「ピノ」は「ベルベットショコラ」を、それぞれ今冬になってリリースした。

いずれも濃厚なチョコレートと酸味を持つベリーの風味を合わせた、スイーツ寄りとも言えるフレーバーが特徴。暖かい部屋で食べることを想定した「冷たくて濃厚なおやつ」であるといえよう。


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■食べてる? 冬のアイスクリーム

グラフ

しらべぇ編集部の調査によると、「アイスクリームは、夏よりも冬の方が食べたくなる」という人は14.6%。全体的には、まだまだ「夏のモノ」という固定概念から離れられないでいるようだ。


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■20代男性の支持が大

性年代別に見ると、冬のアイスクリームを最も支持しているのは20代男性19.7%が「アイスは冬」としている。

グラフ

一方、60代男性では「アイスは冬」という人が8.7%。50代男性では8.1%に過ぎない。どうやら高年齢層には受けがよくないようだ。

20代男性が食料品の入手先としているのは、おそらくコンビニがメーン。コンビニでは、日々目新しい商品を展開することで、飽きられない品揃えを追い続けている。

「冬限定アイスクリーム」が20代男性に支持されている要因のひとつにコンビニの存在を挙げるのは、あながち間違いとはいえなさそうだ。

(文/しらべぇ編集部・上泉純

qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,353名

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Sirabee編集部

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