「日本を背負いすぎてる…」SMAPは解散すべきだったのか?
2016/01/21 08:00
先週から世間を騒がせているSMAPの解散騒動。18日放送のバラエティ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の一部緊急生放送にて、SMAPメンバーがそろって謝罪、そしてグループ継続の意思を伝えたことで、ほっと胸をなでおろした人もいたことだろう。
しかしながら、謝罪会見を見た人の中には、複雑な感情を抱いてしまった人も少なくないはず。
■会見内容に違和感
会見を見ればわかるだろうが、彼ら本人の口からはっきりと「解散しない」とは告げられていないのだ。
さらにはメンバー5人の悲痛な表情や、視聴者にまで伝わるほどのメンバー間に生じた溝を見ると、果たして本当に解散回避の選択は正しかったのかと考えてしまう人もいた様子。
■「SMAPは解散すべきだった」と思うのは3割
そこで、しらべぇ編集部では全国の10代〜50代の男女235名を対象に「SMAPは解散すべきだった?」と質問してみると、全体でおよそ3割の人が「解散すべきだった」と答えたのだ。
男女比では、なんと男性の4割が「解散したほうがSMAPのため」だと考えたと明らかに。
世間の人は、意外と冷静に今回の騒動を受け止めているようである。
■SMAPの活動継続、世間の本音は?
解散すべきだと思った人に理由を聞いてみると…
「会見を見ていてハラハラした。それぐらい、今のSMAPの関係がこじれているとわかる。このまま今までと同じようなSMAPがテレビで見られるとは思えない」(30代男性)
「ファンとしては続けてほしいけど、SMAPメンバーもひとりの人間としての人生がある。それを何かの圧力で押さえつけられている今の感じが、見ていてツライ。ある意味、『日本国民のため』という大きな決断をメンバーひとりひとりが背負ってしまったのではないか」(20代女性)
「もはや、ジャニーズ事務所のパワハラなのではないかと会見を見て思った。大人に言わされている感が半端ない。自分が嫌な会社、嫌なコミュニティで一生生きなきゃいけないと考えると、それは苦痛。SMAPは、今そんな状況にいるんじゃないかな」(20代男性)
中には、活動継続の理由をこう分析した人もいる。
「これまでのSMAPの名曲たちを残すための選択でしょ。カタチだけのSMAPで、実際は活動も減らしていきそうな気がする」(40代女性)
「年間200億近く稼ぐ男たちが、40歳にもなって事務所の意向に従い、自分の力で仕事を選べないのは見ていてかわいそう。結婚もしたいんじゃないかな」(30代男性)
まだ継続の意思表示をしたばかりで、今後のSMAPについて明確なことは決まっていない。事務所の派閥問題も根が深そうである。我々が安心してSMAPを見れる日は、もう少し先になるのかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
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