マツコにミッツ、中島知子まで!攻めるTOKYOMXに大注目
1995年に放送が開始された東京ローカルのテレビ局「TOKYO MX」。当初は「誰も観ていない」、「存在価値がない」などと揶揄されていたが、最近は充実したアニメ番組や全国的人気を持つ『5時に夢中!』が好評。関西地区でも放送中だ。
MXのバラエティ番組には、芸能界や他局でトラブルを起こし「訳あり」となったタレントが次々と出演。出演者もストレートな意見をぶつける者が多く「MXは攻めている」と感じている人も多い。
https://twitter.com/nariyuki_hanyu/status/681952981386825728
というかもともとハイパー大泉洋タイムやってる東京MXがすごいんだよなwww日曜夜がいっつも充実してて嬉しいすな。
— piyo (@2601crossroad) January 11, 2016
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■TOKYO MXは攻めていると思う?
しらべぇ編集部では全国20代から60代の男女に「訳ありタレントを出演させる東京MXテレビは攻めているテレビ局だと思うか」を調査してみた。
結果、「攻めている」と答えた人は18.6%で、81.4%が「思わない」と回答。「攻めている」と感じている人はごくわずかであることがわかった。
理由としては、
①MXがバラエティ番組を放送していることを知らない
②知っているけど「攻めている」とまでは思わない
③存在自体を知らない
④MXに興味がない
などが考えられる。
■地域別に見ると?
次に「攻めている」と答えた人を地域別に観てみよう。
もっとも攻めていると感じているのは群馬県民であることが判明。おそらく、『5時に夢中』がネットされていることが要因と思われる。
他では放送圏内地域が軒並み3割程度が攻めていると感じているが、神奈川県民は18.4%と低めだった。MXと神奈川の独立U局TVKは不仲と言われているが、その影響もあるのだろうか?
■よく視聴している人に聞いてみた
TOKYOMXの番組をよく視聴している人に「攻めていると思う理由」を聞いてみた。
普段からよくMXの番組を見ている人は、「訳ありタレント」が多数出演していることに加え、下ネタや他では取り上げない話題を放送していることなどから、攻めていると感じている。
また、2015年からは全国どこでもMXの番組を視聴できるスマホアプリ「エムキャス」サービスを開始しており、放送圏外でも番組を視聴できるようになった。一度見てみれば、攻めの姿勢を感じることができるかも。
「テレビがつまらない」と言われ続ける中で、独自性の高い番組を次々と生み出すTOKYOMX。今後もその姿勢を貫いてほしいものだ。
(文/しらべえ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月20日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1353名
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