味は親子丼、でもヘルシー！宮城名物「油麩丼」を知っているか！

中野や高円寺など、サブカルチャーの街が集まるJR中央線。いま、意外な注目スポットと言えるのが西荻窪。

西荻窪に来たら一度は行きたいお店が東北料理が揃う居酒屋「みちのくらさん」。特におすすめのメニューが宮城グルメ「油麩丼（あぶらふどん）」です。

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◆みちのくらさん

東京都杉並区松庵3-38-15 ニューダイヤハイム　B1F

ＪＲ西荻窪駅から徒歩3分。東北6県のうまいものを集めたこちらのお店。カウンター10席ほどなので、大人数で訪れる場合は事前に確認したほうがよさそうです。

個性的なドリンクの名称が並びます。もちろん、東北のお酒も勢揃い。社交的なマスターにその日のオススメを聞いてみるとよいかもしれません。

この日オススメで頂いた「ゆずのシャーベットロック」（680円）。

日替わりのお通しはどれも美味。

「※くらさんオリジナル！」と書かれている料理は、想像以上に味も見た目も個性的。もちろん東北料理も充実。

こちらは「くらさんの怪しい焼き鳥（630円）」。皮・レバー・ももが入っています。パンにつけて食べるといくらでもいけそう。

「チーズ納豆（630円）」え！と思うかもしれません。クリーミーなチーズに納豆粉がかかっています。

こちらが宮城グルメ「油麩丼（780円）」です。これを求めて通う人もいるほどの人気メニュー。油麩（あぶらふ）は、宮城県北部の登米地方に伝わるもので、小麦粉のたんぱく質成分を油で揚げたヘルシーな食べ物です。宮城県内では数店舗で、この油麩丼を食べられるそうですが、東京ではなかなか出しているお店が少ないとのこと。

元々は、かつ丼のカツの代わりにこちらの油麩を入れていたという背景もあり、味はかつ丼を食べているよう。ヘルシーなのにお肉のような食感。それでいて脂っこくない！

玉子のとろみに出汁が絡まり、一気にかきこみたくなります。

（文／しらべぇ編集部・松岡佑季）