その地方出身でもないのに方言を使う人にイラつく割合は…
2016/01/09 18:00
明石家さんまや笑福亭鶴瓶などを初めとした関西出身のお笑い芸人が全国ネットのテレビで活躍することにより、関西弁はどこにいても聞くことができるようになった。
また、「方言美女」という言葉も作られ、女性が地方独特の方言やなまりを言う姿に萌えたり、そそられるという人も多い。
このように注目されるようになった方言だが、その地方出身でもないのにその地方の言葉を使う場面も見受けられる。
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◼︎方言の真似は友情を壊しかねない!?
そこでしらべぇ編集部では、男女1371名を対象に「その地方出身でもないのに、その地方の方言を使われるのを見るとイラつくか?」と聞いてみたところ…
5人に1人はその傾向があるようである。出身が異なる人同士で仲良くなれても、安易に方言を真似たりすると友情を壊す可能性もあるので気をつけたほうがいいかもしれない。
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◼︎真似されてイラつく人は真似が下手だから!
次に「あてはまる」と答えた人にその理由を聞いてみた。
「関西弁には特有のイントネーションやそれを使うシチュエーションというものがあるのに、真似る連中はそれらを無視して『なんでやねん』などのフレーズを適当に使っている。それが下手すぎて聞いていられない。」(25歳/大阪府出身)
「職場の東京人や地方出身の人が、僕が時々使う方言を真似ているところを見ると、『郷土愛が無い人達なんだな』と思えてしまう」(25歳/福岡県出身)
前者の意見がとくに多く、確かに方言を真似する人は慣れていないため、下手で耳障りになりやすい。普段から聞き慣れている人からすれば、それが怒りの原因になるのも当然かもしれない。
また、逆に真似されるのが好きだという人の意見も得られた。
「方言を真似る人はやっぱり下手なので、それが面白い。関西弁の新たに進化した形みたい」(26歳/滋賀県出身)
一方は下手さ故にイラつき、もう一方は下手さゆえに面白い、という全く別の意見が得られた。もし真似をしたいと思ったのなら、その人が真似ることに寛容かどうかを確認してからするべきだろう。
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◼︎モテる人は方言を使われることに怒りを感じやすい!?
データを紐解いていくと、モテる人や美人・イケメンだと言われる人は怒りやすいという結果が現れた。
モテる人や美人・イケメンだと言われることが多い人たちは、方言を含めての人もいるのかもしれない。それゆえ自らのアイデンティティを奪われるのが堪らないから、憤りを感じる人が多いのだろうか。
(文/しらべぇ編集部・野夢宇 一貴)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代 男女1371名
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