プレゼントの鬼門「図書カード」をロマンティックに贈る4つの方法
2015/12/23 10:30
クリスマスに誕生日など、日常生活において他人にプレゼントを渡す機会は多いが、その度に頭を悩ませる人も多いだろう。
洋服をあげるにしても食べ物をあげるにしても、相手からサイズや色や味の好み、アレルギーの把握から何から事前の下調べが必要なものなど、準備にも手間がかかる。
■使いやすくためになる「図書カード」だが…
「図書カード」は誰にあげても損はせず喜んでもらえる安定のプレゼントだ。いざとなれば換金もできる。
とはいえ、これをクリスマスや誕生日、その他記念日のプレゼントに彼女や彼氏に贈るとなれば、あまりにもロマンがなさすぎる。ヘタすれば相手のヘソを曲げる可能性だってあるのだ。
しかし、そんなロマンのないプレゼントの代表格である図書カードだって渡し方をロマンティックに演出すれば忘れられないプレゼントに早変わりするのだ。
今回はどのように演出すれば図書カードをロマンティックに渡すことができるのか調べてみた。
①手作り料理の中に仕込んでおく
大切な日を自宅で二人きりに過ごすときは手作り料理を振る舞うシーンも多いだろう。そんなとき、手作り料理の中に図書カードを仕込んでおけば、途中で料理の中から出てきたときに、相手にサプライズと感動を与えることができる。
図書カードは無味なので料理の味を邪魔することもないし、結構大きめなので、口の中に入れても誤って飲み込むことはない。
ウサギ肉のローストの中にピーターラビットデザインの図書カードなどを入れておけばブラックジョークとしてひと笑い誘うことも出来る。
ただし、図書カードを入れるのは加熱調理が済んである程度温度が下がった料理の中に、アルコールなどで拭って消毒した状態で入れておくことをオススメする。図書カードをあらかじめ加熱しておくという手もあるが、使えなくなるという欠点がある。
仕込んでおく料理ならケーキなどがちょうど良いだろう。せっかくの記念日を食中毒で終えないよう厳重な注意を払いたいところだ。
②自作の曲を歌ってる最中にあげる
お金のない時期、あるいは片方がミュージシャンのカップルなどは、自作の曲を作って相手に捧げる、なんてプレゼントを披露することもあるだろう。いずれは黒歴史として笑い飛ばされる可能性もあるが、これもまた定番のプレゼントだ。
そこで自作のロマンティックな曲を歌っている最中に、まるで演歌歌手が観客に握手をする感覚でそっと図書カードを渡してみるのだ。相手は喜びに打ち震え、図書カードを握り締めながらあなたの歌にうっとり聴き入るかもしれない。
目の前で歌うのが恥ずかしい人なら、あらかじめ自分の歌を吹き込んだCDやUSBに図書カードを同封して渡すのもひとつの手だ。音源データはネットを通じ世界中に晒される可能性はあるが、図書カードは外観しか晒すことが出来ないので安全である。
ギターを弾いている人なら、観客席にギターピックを投げる感覚で相手に向かって図書カードを投げてみるのもいいだろう。当たると痛いので投げるにしても相手に直接ぶつけないに越したことはないが、図書カードは角が丸いので相手に刺さる心配がない。
③巨大なスクリーンでアピールする
渋谷や原宿などで巨大モニターに恋人宛のメッセージを表示してもらうというサプライズもまた定番中の定番だが、これも図書カードをロマンティックにプレゼントする際には有効な手段である。
モニターが映すメッセージを目にして、呆気にとられている相手にそっと「おめでとう」と言いながら図書カードを渡せば、その小さなカードは金の延べ棒より光り輝いてみえるだろう。
巨大モニターがない街に住んでいるカップルなら、貸し切りにした映画館でもいい。二人きりで他には誰もいない大きな劇場でそっと渡すささやかなプレゼントはただの図書カードとはいえ指輪のように魅力的だ。そのあとで観る映画に「図書館戦争」を選ぶと二重に熱い。
④指輪と一緒に渡す
カップル間に送られるプレゼントの王道にして最終的な愛の形といえば指輪だが、ここに図書カードを添えておくことで、むしろ図書カードに指輪を添えておくことで、ロマンティックな雰囲気に知性を織り交ぜることができる。
たとえば指輪を入れた箱の中に仕込んでおいたり、ダイヤとリングの隙間に挟んでおいたり、クシャクシャにした図書カードで指輪をくるんでおいたりと、渡す方法は様々だ。心からの愛の言葉と一緒に贈れば、忘れられない夜になるだろう。
図書カードで指輪を作るという方法もある。問題は図書カードが使えなくなるということくらいだが、世界にひとつだけの図書カード指輪は読書家のカップルにはピッタリのはずだ。
ロマンのかけらもないと思われる図書カードだが、このように演出を工夫すればいくらでも相手の心をキュンとさせるアイテムにすることができる。もちろんこれは図書カード以外にも、ビール券、新幹線のチケット、一千万の小切手などでも応用できる。
とはいえ大切なのは品物の中身ではなく、相手に喜んでもらいたいという想いこそが重要なのだ。プレゼントに悩んでいる人は参考にしてみてはいかがだろうか。
(文/しらべぇ編集部・星井七億)
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