【年末休暇】旅をするなら「温泉と料理」どっちが大事?
2015/12/20 17:00
旅行は、「どこへ行くか」も大切だが、「どこに泊まるか」という点でも手を抜けない。
いくら素晴らしい観光地を見ても、泊まったホテルに虫がいたり、サービスが悪かったり、あまつさえ幽霊が出たりしたら、旅行が台無しになってしまう。
清潔は最低条件として、お風呂と食事は旅の重要事項と言えるだろう。
では、どちらの方がより重要だろうか?
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■宿は温泉より食事重視
食事は最高だが温泉でない宿と、温泉は最高だが食事はイマイチな宿のどちらが良いかと調査した結果、57.8%が、「温泉はなくても食事がおいしい宿がいい」と答えた。
「風呂がない」のは困るが、温泉である必要はないということだろう。
男女別にみると、男性は58.2%で女性は57.5%と大差はないが、女性の方がやや温泉を好む傾向にあるようだ。
年代別にみても、50歳以上でも食事の良い宿を選ぶ人が多いから、高齢になるほど温泉を好むという傾向も特にないようだ。
しかし反対に、「毎日お風呂に入らなくても平気」と答えた人でも、「温泉はなくても食事が最高の宿」を選んだ人は57.6%止まり。「温泉が最高の宿が良い」と答えた人が42.4%もいる。
■温泉名所の県、団体行動好きは例外!
旅は食事6:温泉4の割合で重要であるという比率は鉄板かもしれない。
しかし地元に温泉があり、気候の冷涼な地方では、「温泉は最高だけど食事はイマイチな宿の方がいい」と答える人が多い傾向にある。
たとえば北海道では、69人中36人と、過半数が温泉を重視しているのだ。
そして「一人で行動するのが好きか、団体行動が好きか」という質問と重ねてみると、「団体行動が好き」と答えた人の48.9%が「温泉のある宿がいい」と答えている。
やはり、にぎやかな環境が好きな人は温泉好きなのかも。
(文/しらべぇ編集部・上江洲規子)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代 男女1371名