【え~お鍋?】マンネリ忘年会に女性陣が辟易していると判明
2015/12/13 11:00
忘年会幹事を命ぜられた諸氏に伺いたい。「寒いし鍋でいいか」と安直に鍋コースを選択してはいないだろうか。
もしも読者のみなさんが女っ気のないクリスマスを迎えようとしているのであれば、その原因は「忘年会が鍋」だからかもしれない!
画像をもっと見る
■酒とお鍋と男と女
しらべぇ編集部の調査によると、「忘年会のメニューが鍋料理だったらがっかりする」と答えた男性の割合12.3%に対し、女性は26.9%が「がっかりする」と答えている。
年齢別にみると30代女性の31.7%を筆頭に、成熟した女性が「忘年会の鍋メニューにがっかり」している傾向が読み取れた。
幹事の立場からすると、鍋を忘年会のメーン料理に据えるのは非常に楽チン。
鍋の中にはいつも食べ物があるので、アラカルトメニューのコース形式の宴会にありがちな「食べ物がなかなか出て来なくてしらける」シーンを回避することができる。
そして当たり前ではあるが「いつも温かい食べ物」「ほかほかの湯気」で「和やかな雰囲気」を醸し出してくれる。
■男と女の鍋料理
一方で実生活における鍋料理は、台所を取り仕切る立場にあることが多い成熟した女性にとって「果てしなく日常」「とにかく日常」で変わり映えがしないメニューなのだと思われる。
なぜなら鍋料理は、成熟した女性たちにとっての「利便性」が高い。夕食を鍋にすることで洗う皿の数は減り、少しだけ残った野菜や家族の人数分に満たない麺、冷やごはんも「鍋の〆」として活用できて大助かりなのだ。
だからこの時期、女性向け雑誌では鍋の体積の大半を占める大根・キャベツ・白菜などの「冬野菜の丸ごと使いこなしメニュー」が定番記事になる。
旬を迎えたそれらの野菜が成熟した女性たちの冷蔵庫で、常にスタンバイしているであろうことは想像に難くない。
男性陣が「忘年会は鍋、いいねぇ〜」と感じていても、女性陣は「家でも鍋。忘年会でも鍋。なんだか相撲部屋みたい…」と感じているのではないだろうか。
■忘年会は鍋よりきっと…
ここで諸氏にアドバイス。たまには趣向を変えて、アラカルトメニューのコース料理や外国料理メーンの忘年会をプランニングしてみるのはどうだろうか。
「非日常を演出できるセンス」を見せつけることで、潤いのあるクリスマスへの布石とするのも悪くないはずだ。
(文/しらべぇ編集部・上泉純)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の男女1,371名
・合わせて読みたい→名前に「エビ」が入るとあだ名が「エビちゃん」になる確率は?