【鍋フェス優勝】海のフォアグラ「あんこう肝鍋」って何?

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12月4~6日、東京千代田区の日比谷公園で「第2回 ご当地鍋フェスティバル@日比谷公園」が開催された。これは各地のご当地鍋が集まり、入場者の投票によってグランプリを決めるイベントで、昨年に続いて2回目の開催。

グランプリを決めるのは入場者の割り箸で、おいしいと思った鍋の箱に、各自の割り箸を入れるシステムだ。


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■22のご当地鍋が参戦

グランプリには、北は北海道の石狩鍋やトマト鍋、南は福岡のもつ鍋ラーメン、大分のからあげ鍋、さらに韓国からキムチ鍋と合計22種類の鍋が参戦。その他ご当地グルメのブースも多数出店し、入場者の舌と胃袋を満たした。

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また会場では、お笑い芸人やご当地アイドルによるステージ、パフォーマーによる大道芸もあり、入場者を湧かしてイベントを盛り上げた。

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■ボリュームたっぷりの鍋も

一部の鍋を紹介しよう。 sirabee1213nabe5

・左上:近海真鱈白子鍋(600円・宮城県)たっぷりの白子に野菜も入ってしみじみした味わい
・右上:とんこつ炊き餃子鍋(600円・福岡県)煮込まれたとんこつスープが餃子に染み込んでいる
・左下:さくら鍋(600円・熊本県)柔らかく煮込まれた馬肉が、良い感じに口の中でほぐれてくる
・右下:トマト鍋(700円・北海道)トマトスープに手羽元2本、長いソーセージなどボリューム満点

なお昨年採用した100円単位のチケット制は、払い戻しがないなどであまり評判が良くなかったためか、今年は現金払いとなっていた。その分、やや会計で手間取る店もあったが、これも痛しかゆしか。


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■完売が続々と

最終日も15時を過ぎると「完売」「売り切れ」などの張り紙を出す店が出てくる。

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やや日が陰った頃、ステージにて表彰式が行われた。

3日間で最も箸を集めたのは、「海のフォアグラ」とも呼ばれるあんこう肝鍋(宮城県)で、投票箱に入れられた箸は3570グラムの重さに。2位はマグロ兜鍋(静岡県)で3340グラム、3位はさくら鍋(熊本県)で1500グラム。3つの鍋の関係者には、カップや副賞などが授与された。

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日が落ちかけた会場では、完売を目指してか、一部でディスカウントやまとめ売りを開始。それを目当てにした入場者で、まだまだ賑わっていた。

(取材・文/しらべぇ編集部・県田勢

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Sirabee編集部

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