【これは使える】家系ラーメンを食べると風邪がすぐ治る?
地域によっては気温が10度を下回ることがあるほど、2015年も寒い季節に入ってきた。風邪をひかないよう厚着をしたりマスクをする人も多いと思うが、どうしてもひいてしまうという人もいるはず。
そうなると風邪薬を飲んだり栄養のあるものを食べたり、早めに寝るなどして対処するしかない。「温かいお茶を飲む」や「ネギを首に巻く」などさまざまな民間療法はあるものの、本当に効果的なのかは不明だ。
だが、ラーメンマニアのAさんによると、『家系ラーメン』を食べることで風邪がシャッキリポンと治ってしまうらしい。風邪のときの食事としては適していない気がするが…。しかしAさんは自信ありげにこう語るのだった。
家系ラーメンには、意外にも“風邪に効くとされる食材”がタップリ入っているんですよ。それに注文の仕方によっては消化を助けたり、体が弱っているときに必要な栄養をさらに摂ることが可能なんです!
人によって効き目はさまざまだと思いますが、僕は「風邪ひいたかな?」と思ったら、すぐに行きつけの家系ラーメン店へ行くことにしているです。風邪薬飲むより100倍効くので、記者さんもぜひ試してみてくださいよ!
ふむふむ。それでは試しに行ってみようじゃありませんか! ということで風邪もひいていないのに、近所の家系ラーメン店へ行きAさんに聞いたトッピングと注文方法をすることにした。
結果から言うと「コレは風邪にメチャ良さそう!」という感想しか無かった。それではトッピングを紹介する前に、なぜ家系ラーメンが風邪に効果的な食べ物なのか? まずはそこから説明したいと思う。
■なぜ家系ラーメンが風邪に効果的なのか?
家系ラーメンのスープは、豚骨や鶏ガラの成分をこれでもかと抽出した、とろみのあるものがほとんど。そのスープには炎症を抑えるアミノ酸の『グリシン』と『プロリン』が豊富に含まれている。
アメリカではチキンスープを風邪のときに飲むこともあり、ミネラルやコラーゲンも含まれているので風邪のときに必要な栄養素を一杯で摂取することができるからだ。
では、お次にお勧めのトッピングをご紹介。
■トッピングについて
・ほうれん草:風邪に有効とされる『ベータカロテン』や、『ビタミンC』が豊富なため、重要度大。
・ねぎ:『ビタミンC』以外にも体を温める成分『アリシン』が含まれているため、重要度大。
・温泉卵:抗菌作用のある『リゾチーム』が含まれており、たんぱく質など栄養も満点。ゆで卵にするとリゾチームの効果が無くなってしまうが、それでもぜひ食べておきたい。
・ニンニク・ショウガ:食べ終わったあとも体を温めてくれるため、入れるとさらに良い。ショウガは普通のラーメン店にはあまり無いが、家系ラーメン店は置いてある店が多い。
最後は「こうすれば風邪でも食べられる」という注文方法をお教えしよう。
■注文方法について
「麺柔らかめ・味薄め・油抜き(少なめ)」が良い。こうすれば油や濃いスープにより胃ももたれず、お粥などと同じ感覚で食べられるからである。
家系ラーメンというとガッツリ系なイメージがあるが、注文で自由に味を変えられるため、頼み方によっては普通のラーメンよりあっさりと食べることだってできるのだ。
確かに食べたあとも、体はポカポカで胃もたれもしなかった。風邪をひいていなくても寒い時期にピッタリの注文方法だと思ったので、冬場は特にお勧めしたい。
ラーメンなんて代表的ジャンクフードは風邪の時にとんでもない! という常識を覆す一杯であった。この記事は効能を保証するものではないが、もし風邪気味かな? と思う人がいたらぜひ試してみてほしい。
(取材・文/しらべぇ編集部・雨間ゆうすけ)
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