【究極の選択】うんこ漏れそうな時、トイレまで歩くor走る?
2015/12/10 12:00
外出先で急な腹痛に襲われ我慢できそうにない時、トイレまで「歩く」か「走る」か、どちらを選ぶかは大きな問題だ。
「走る」とトイレまではやくたどり着けるが、その分振動でお腹へのダメージが大きい。一方、「歩く」とお腹へのダメージは小さく済み、時間は稼げるが、トイレにはなかなか着かない…。
お腹の弱い人ならずとも、人間だれしも一度は経験したことのあるはずのジレンマ、人々はどう対処するのだろうか?
画像をもっと見る
■「走る」派は女性が圧倒!
男女別調査では、男女ともにそれぞれ異なった特徴が観察できた。
女性は「走る」派が圧倒的多数となり、他を圧倒。「歩く」派もあわせると8割以上がトイレに駆け込む姿勢を見せた。
一方、男性は「近くの草むらでうんこをする」を選んだ人が31.9%に及んだ。「走る」を選んだ人とほとんど変わらない多さ。女性で「草むら」派が13.9%だったことを考えると、いかに数値が高いかわかる。
女性がトイレに駆け込んでいる間に、男性は「手ごろな草むら」を探す。どちらも「女のプライド」「男のプライド」を守るための行為なのだろうが、その方法は異なっている模様だ。
また、男女ともに少数ではあるが約4%の人々が「漏らす」ことを選んだ。街中で見かけた場合は、そっと気づかないフリをしてあげよう。
■年代別調査では高齢者に特徴が!
年代別調査では、「走る」か「草むら」かで結果が大きく分かれた。年齢が増すとともに「走る」を選ぶ人が減り、「草むらで済ませる」ことを選ぶ人が増えたのだ。
年をとったことで草むらで用を足すことへの羞恥心、ためらいが減ったのか、それとも脚力が低下してトイレまで走れなくなっただけなのか…。
全年代の中でもっとも「諦めない姿勢」を見せたのは30代。この年代になると親になる人も増え、我が子に「うんちはトイレでしなさい!」と日頃から言っているのだろう。
「自分自身がルールを破る訳にはいかない!」という気持ちがデータに表れている。
■自由な職種な人ほど野グソに抵抗がなかった!
職種別調査では「背負っているもの」の有無が結果を分ける要因になったようだ。無職・家事手伝い、自営業などが軒並み30%以上の「草むら野グソ」率を示した一方で、専業主婦は15.2%という数値にとどまったのだ。
専業主婦たちは「親の威厳」を失わないように行動するが、無職や自営業の人々は失うものがなかったり、人生そのものがギャンブルだからであろうか、「誰かに見られる危険性」を冒すことに抵抗がないようだ。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の男女1350名
・合わせて読みたい→潔癖症の過剰なトイレ作法に迫る!「間接ケツ」を防ぐため…