オバマ大統領も好きなスイーツ「ビーバーテイルズ」が日本初上陸

注文を受けてからひとつひとつ油で揚げてつくる熱々のペストリーに、シナモンやチョコレートのトッピングをして出来上がり!

スイーツの強豪が集まる自由が丘に、10月オープンしたのは、カナダの首都オタワで生まれたオリジナルスイーツ、「ビーバーテイルズ」だ。あのオバマ大統領も大ファンということで、彼の名前を冠したメニューもある。

炭水化物にオイル、そして白い砂糖と、カロリーの総合商社ともいうべきスイーツだが…。


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■いざビーバーテイルズ自由が丘店へ

ビーバーテイルズ

1978年に地元の夫婦がオリジナルのレシピで始めた小さなお店が、今では全世界に120以上の店舗を展開し、ファンを増やし続けている。日本ではこの自由が丘店が第一号になるのだ。

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■そもそもペストリーって?

ペストリーとは、粗挽きの小麦粉を練った生地を油で揚げて作る、薄いパンのようなもの。それにチョコやシナモンシュガーをトッピングして豪快にかぶりつくのが「ビーバーテイルズ」のスタイル。

「ビーバーテイルズ」という名前はそのものズバリ、ビーバーのしっぽという意味。

ビーバーテイルズ

©iStock.com/Tomas_Handfield

その形状がカナダを代表する動物であるビーバーのしっぽに似ていることから命名された。


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■看板メニュー「シナモンシュガー

ビーバーテイルズ

長さは約20センチほどで430円。大きい! ひとつの生地サイズは本国のものとまったく同じとのこと。カロリーの数値は本国でも公表されていない。ここは理性のたがをはずし、誘惑に身を委ねてしまおう。

さっそく食すと、熱々さくさく。味は揚げパンに近いが、食感がいい。


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■米大統領の名を冠した「オバマテイル

ビーバーテイルズ

シナモンシュガーをまぶしたペストリーに、アルファベットのOの字に絞った生クリームとチョコレートをトッピング。こちらは480円。


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■一番人気はチョコレート+バナナ

ビーバーテイルズ

チョコレートはヘーゼルナッツ入りのオリジナルは540円。見た目はこってりだが、実際はかなり食べやすくついつい食べ進めてしまう。まさに、やめられない止まらない。

じつはその食べやすさの裏には、発祥から30年以上、かたくなに守られ続けているちょっとしたこだわりがある。

ビーバーテイルズ

注文を受けてから、生地をひとつひとつ手で伸ばして油で揚げるのだが、めん棒や機械を使わず、あえて手を使うのがポイントになっていると言う。

手で伸ばす生地の厚さは均等にはならず、薄い部分やぽってりとした部分が混在。その不均一さが、1枚でカリカリともちもち、両方の食感をうむという算段だ。

ビーバーテイルズ

場所によってもっちりだったりカリカリクリスピーだったり。たしかにこれは、飽きさせない。


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■男性向け? 甘くないペストリーも

ビーバーテイルズ

こちらは「バジル+ガーリック」、540円。ビールのつまみにぴったりの味。しかし残念ながらビールは置いていない…。


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■ペストリー以外にもカナダの味がたくさん!

ペストリーの他、サンデーやスムージー、ジェラートも楽しめる。スムージーの素材とジェラートはこの宇宙船のような冷凍庫に鎮座している。

ビーバーテイルズ

スムージーはオレンジベース。そこへ冷凍庫のフルーツの中から好きなものを選んでミックスしてもらう。

ビーバーテイルズ

オーガニックオレンジベースのスムージー、400円。


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■本国でしか食べられないメニューも…

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少しずつラインナップを増やしていくとのことだったかが、本国のメニューの中からあえて外しているものもある。

たとえば、こちらの写真のペストリーにヘーゼルナッツ入りオリジナルチョコレートを塗り、その上にマーブルチョコレートをまぶし、さらにとどめのキャラメルソースをかけたもの。

「これでもか!」というてんこ盛りな甘さなので、日本人には馴染まないだろうと判断したそう。

カナダ、合衆国の他、サウジアラビア、ドバイ、韓国にも進出しているが、北米では今流行の「フードトラック」形態でイベント会場や繁華街に出店している店舗も多いとのこと。

持ち帰りも可能だが、時間が経つとどうしても風味が落ちてしまうためおすすめはしていないそうだ。

ビーバーテイルズ

クリスマスシーズン到来。目の前の九品仏川緑道もほのかにライトアップされるこの季節。ひんやりとした冬空に映えるイルミネーションを眺めながら、揚げたて熱々のペストリーにかじりつけば、気分はすっかりカナダ人である。

【BEAVER TAILS 自由が丘店】
東京都世田谷区奥沢7‐4‐12 1F
10:00~19:00(無休)

(取材・文/しらべぇ編集部・フクダかづこ

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Sirabee編集部

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