【ウニ嫌いにはひたすら苦痛】ウニが無条件で美味いというネットの風潮に27.3％が違和感持つ

2015/11/05 18:00

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夕方放送されるテレビのニュース番組やネットニュースにおいて、ほぼ確実にウケるといわれるネタがある。

それが「海鮮」と「ラーメン」だ。どちらも食欲をそそるには十分のビジュアルを持っており、さらに誰もが一度は食べたことがあるため、味を想像しやすいからだ。

国民食と言っても過言ではないラーメンは、概ね1000円以内という価格ゆえに放送後すぐに店に足を運べる。また、ウニや海老などの高級海鮮類はその香りや味を想像できるため釘付けにされる視聴者も少なくない。

◆27.3％がウニ記事に違和感

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こうした前提が共有されているからか、ネット上にはグルメレポートのブログやニュースサイトにおいて写真をふんだんに使ったウニの「食レポ」を多く見かける。

だが、このようなネット上の「ウニが美味い」という風潮に違和感を持つ人も少なからず存在する。本サイトが男女1381名に実施したアンケート調査によると、27.3％の人が無条件でウニがうまいというネットの風潮に違和感を覚えると答えている。

たしかに、「ウニが美味い」という言説に同意する人は多いだろうが、それに国民の全員が同意しているわけではない。こうした風潮に「ウニ嫌い」の人はどのような感想を抱いているのだろうか。

ブロガーたちが思っているほどオレたちはウニに興味がない（40代・男性）

とりあえずウケるからという理由かわからないが、ウニの写真を好んで載せたがる人がいて気持ち悪い（30代・男性）

北海道出身でウニが苦手なので、困っています。「本当に美味いウニを食べたことがないからそう言うんだ！」って言われますが、実家のまわりはみんな寿司屋ですから（20代・女性）

ウニや牛肉をレポートするネット記事はやけにテンションが高く、躁状態になっていて気持ち悪い（30代・男性）

ウニは好きでも嫌いでもないが、とにかく「ね？美味いでしょ？食欲そそるでしょ？」という押し付けがましい記事には傲慢さを感じます（30代・女性）

言うまでもなく、人には好き嫌いがある。「嫌なら見るな」と言われればそれまでだが、SNSのタイムライン上で不可避的にニュース記事を読む人が少なくない昨今、それも難しくなってきているのかもしれない。

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年10月23日～2015年10月26日
対象：全国20代～60代の男女1381名