映画はここまで進化した!休日絶対行きたい「極爆」「MX4D」の衝撃
2015/10/28 18:00
日本国憲法が平和と文化を重視していることから定められた、文化の日。この季節、「食欲の秋」「スポーツの秋」のほかに「文化の秋」を楽しむ人もいるかもしれません。
そんな秋にぴったりな、映画ファンが大注目している「極爆」「MX4D」という2つの単語をご紹介します。
家族・友人・恋人と一緒に、今すぐ映画館に訪れたくなること待ったなし、ですよ!
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■「極爆」って、何?!
中央線・立川駅に位置する「立川シネマシティ」が“独自に”展開する公演、それが「極上爆音上映」です。
「マッドマックス:怒りのデスロード」の上映にあたり、「この狂熱にどう応えるべきか」と考えた立川シネマシティは、高性能サブウーファーで迎え撃つことにしたのです。「採算? わが仕事に一片の悔いなし」と謳う同館の勢いたるや、凄まじい心意気を感じます。
※立川シネマシティ公式ホームページのスクリーンショットです
突き詰めるべきは「質」と「圧」だと立川シネマシティの公式発表に明記されている通り、「重低音」だけで勝負しないところが“極上”の所以。
大規模コンサートにも使われるmeyer soundのスピーカー、独自の吸音方式を採用した劇場建築、さらには作品に適した音に調整するよう音響家に依頼…。映画ファンのみならず、誰でも1度は体感してみたいと思ってしまうかもしれません。
■「極爆」を体感してみた
立川駅からほど近い「シネマ・ツー」の玄関口は、きらびやかで可愛らしい雰囲気。デートにもぴったりですね。
いざ始まると、オープニングシーンからいきなり鳥肌モノ!
何の変哲もない座席なのに、ビリビリ、ズンズン、唸っているのです。体の芯までずっしり響く重低音を感じつつも、高音が一切かき消されることなく輝きを保ちます。主演俳優の声も真っ直ぐ耳に届いて、まるで傍にいる感覚。まさに「映画に没入する」ことのできる、最適な環境がそこにありました。
しかも、鑑賞料は通常料金でOK!追加料金一切ナシでこの感覚を味わえるのはお得と言えるかもしれません。
■「MX4D」とは?
大手シネコンであるTOHOシネマズが今年6月26日に導入した「MX4D」とは、エンタテインメントの本場である米国MediaMation社が開発した、3D映画を超える最新の「体感型」4Dシアターシステム(MediaMation MX4D)のこと。
TOHOシネマズ六本木ヒルズ、新宿に加え、ららぽーと富士見の合計3箇所に導入されています。
鑑賞料金と合わせて、追加料金を支払います。初めてMX4Dを鑑賞するにあたって100円で3D眼鏡の購入が必須ですが、2回目以降は持参すればOK。
■普通のシートに見えるけど…
これがMX4Dのシート。一見して普通の座席に見えるのですが、この座席には9つも仕掛けがあるのです。
※TOHOシネマズ公式ホームページのスクリーンショットです
逃げまわるシーンや、爆発シーン、銃撃戦のシーンに合わせて、座席が縦横無尽に暴れまくる!
重厚感のあるドアが開閉するたびに震え、シャワーのシーンではプシュッと水しぶきがかかり、強風のシーンでは顔に風が吹き付けます。もちろん3D効果も抜群。まるでテーマパークの“ライド”のような感覚です。
■映画もここまで進化した
映画はエンタテインメント性を伴って、ここまで進化を遂げているのです。今年11月3日に訪れる文化の日には、いつもと違った映画鑑賞体験に挑戦してみてはいかがでしょうか。
(文/しらべぇ編集部・矢野恵美)
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