他人の悪口は絶対言わないと決めてる人は32.1%! LINEを使った悪口封印法とは?
2015/10/13 07:00
言ってはダメと分かっていながらも、つい言ってしまう。悪口や陰口には、そんな性格があります。
そんな悪口・陰口について、「自分はよく言うほうだ」と自覚している人はどれくらいいるのか? 当編集部で成人男女計1400名を対象にアンケート調査を実施したところ、18.3%が「よく言うほうだ」と回答しました。(「最も人の悪口を言う年代は30代であることが判明! 悪口的愚痴からSNS系悪口まで…」より)
では反対に、「自分は絶対に悪口・陰口は言わない」と決めている人はどれくらいいるのでしょうか?
これについてもアンケートを実施しました。以下、その結果をご覧ください。
まずは全体の数字です。
全体では、およそ3割の人が「人の悪口は絶対に言わない」と決めていることが分かりました。男女別にみると、「言わないようにしている」と回答したのは男性で32.2%、女性で32.1%ということで、男女差はないと言っていいでしょう。
では、年代別にみるとどうでしょうか?
こちらでは、差が表れています。30代より20代のほうが多い、40代でまた増加している、60代の年配層が最多など、複数の傾向が見られますね。
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◆人の悪口を言わないための方法
さて、「人の悪口を絶対に言わない」と決めている人の割合は分かりましたが、もしこれからそう決めるとして、人間関係の要素が日頃ストレスを感じる要因の多くを占める現代社会において、それはなかなか簡単ではありません。
そこで、実際に「人の悪口を絶対に言わない」と決めているという20代から30代の人たちに、“悪口を言わないためにやっていること”を聞いてみたところ、こんな話が聞かれました。
「悪口は言わないとしても、“悪口のアウトプット欲”を満たしたいときは当然あります。そういうときは、メンバーが自分しかいない“ひとりLINEグループ”に悪口を送って、自分の中だけでその感情を完結させてます。文字にして打つだけで、だいぶマイナスな感情は緩和されるものですよ」(30歳、男性、Tさん)
まさに現代的な解消法ですね。そして、「人に言わない」はこういう解釈もできるようです。最後に紹介しましょう。
「たとえば、同僚が死ぬほどムカつくとして、その同僚のことを知ってる人にはそいつの悪口は言いません。ただ、近所のバーの店員さんとかにはめちゃめちゃ言いますよ。悪口を言ってることが伝わる可能性のある人には言わない、ということですね。でも、それによって会社では『悪口を言わない人』と認定されています」(29歳、男性、Sさん)
確かに、関係者の誰にも伝わらなければ、それは「悪口を言っていない」ことになるのかもしれませんね。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国の成人男女計1400名