トイレで出し終わったけど…便器でじっくり「座りスマホ」経験者の割合が考えさせられる
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トイレは本来、用を足す場である。しかし、トイレの中で手持ちぶさたにならないよう、時間が潰せるアイテムを持ち込む人も多い。そのひとつが、スマートフォンだ。
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■トイレでスマホ、ついつい長居
トイレにスマホを持ち込む人はどのくらいいるのだろうか?しらべぇではアンケートサイト「マインドソナー」を利用し全国10〜50代の男女370人に、トイレでのスマホ使用についてアンケートをおこなった。
【質問】トイレでスマホを見ることがありますか?
トイレでスマホを見る人は7割にも及び、持ち込むのが当然の時代になっている。
では、スマホに夢中になるあまり、トイレに長居してしまった人はどれくらいいるのだろう?
【質問】スマホに夢中になりトイレに長居をしたことがありますか?
4割の人はトイレで本来の目的を終えても、スマホを見続けた経験があると答えた。ニュースチェックやSNS、スマホは見ているうちについつい時間が過ぎてしまうので、不思議ではない。
■トイレでメールやLINE、さらには電話まで!
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スマホにできることは、情報チェックだけでなく、コミュニケーションがある。メールやLINEなどのメッセージツールも、トイレで利用をしているのだろうか?
【質問】トイレで用を足している途中にメールやLINEをことがありますか?
トイレで用を足している時にメールやLINEをしている人は、なんと6割に。大切な人から届いたメッセージが、実は排泄をしながら打たれたものだと考えると、なんとも表現できない気持ちになるになるのではないだろうか。
最後に、一番ハードルが高いと思われる、トイレで用を足しながら電話に出たことがあるかもアンケートを取った。
【質問】トイレで用を足している途中に電話に出たことがありますか?
用を足しながら電話に出たことのある人が、半数近くに。「トイレ中に電話に出るなんて失礼」などの考えは、過去の産物になりつつあるのかもしれない。
■トイレの定番アイテムが紙からデジタルへ
トイレは携帯電話が普及する前まで、新聞や雑誌を読む場として、人々から親しまれていた。新聞や雑誌の役割がネットに取って代わられたと言われているが、こんな思わぬところでも影響が出ているようだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:アンケートサイト「マインドソナー」
調査期間: 2015/08/29 – 2015/09/01
対象:全国10代~50代男女370人