自分を「コミュ障」だと思っているのは◯人に1人!年収で大きな差が…
2015/08/30 11:00
©iStock.com/elwynn1130
「人とうまく会話ができない…」そんな悩みを抱える人は、少なくないのでは。「コミュ障」と呼ばれ、ときに馬鹿にされてしまうことも。
しらべぇ編集部では、全国2060代男女1345名を対象に「自分はコミュニケーションが苦手なコミュ障だ」と思う人の割合を調査してみました。
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■3割の人が、コミュニケーションは苦手
結果、3人に1人が自分はコミュ障だと感じていると回答。「日常会話がうまくいかない」「目上の人にうまく気を使えない」といった悩みを抱えていると考えられます。
■「コミュ障」は現代人に特有の病?
年代別に見てみると、年齢が上がるにつれて、自分をコミュ障だと思う人の割合は低下。LINEやメールなど、様々なコミュニケーションツールが発展し、若い人は画面越しの会話の方が得意ということでしょうか。
50代、60代となると、それまでの人生経験や、直接のコミュニケーションが増え、コミュ障を自覚する機会が減少していくのかもしれません。
ちなみに、ネットでの流行度を測る「Googleトレンド」で「コミュ障」を調べてみると、2010年頃から検索数が上昇。もともと存在していたのでしょうが、この頃から世の中に顕在化してきたとも言えます。
画像はGoogleトレンドのスクリーンショットです
■年収1000万円以上の「コミュ障」は少数派…
データをさらに見たところ、コミュ障と自覚している人は年収300万円未満が目立つ結果に。
一方、年収が1000万円以上の人は、他の収入帯に比べて低い傾向になっています。とはいえ、500~700万円の層にも34.1%いるので、一概にコミュ障は稼げないとは言えないようなので悲観することはなさそう。
■コミュ障を克服するにはどうすればいいのか?
画像出典:Amazon
もともとコミュ障だったという、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんの著書『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』では、以下のようなことが述べられています。
「コミュニケーションをゲームと捉えて、ルールあるものとして見たときに、どうしたらいいかがはじめて技術的に考えられるようになったんですね」
著書では、吉田さん自身が20年をかけてコミュ障を克服していった過程が書かれています。そして克服する上で、どのようにゲームとして攻略していけばいいのか、練習すればいいのかが語られているのです。
吉田尚記だかなんかの本に書いてあった、コミュ障にとって喋れる人は味方、そうでないのが敵って言う表現的確すぎるわ
— 鳥頭 (@1985tori1987) July 15, 2015
少しでもコミュ障を克服したい方は、参考にしてみてもいいのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・おがりょー)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日(金)~2015年7月27日(月)
対象:全国20代~60代 男女計1345名
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