ラムネに入っているアレは「ビー玉」じゃない!最近のビー玉が美しく進化してる?

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夏祭りなどでよく目にするラムネ。あの瓶の中に入っている「ビー玉」を、なんとかして取ろうとした経験があるという人もいるのでは?

ところがあのガラス玉、実はビー玉という名前ではないのだ。


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■ラムネの栓に使われるのは「A玉」

そもそもラムネに入っているガラス玉は、中の炭酸の気が抜けないように、圧力を利用して入り口を塞ぐ「ふた」の役割をしている。そのため、キレイな真ん丸でないと空気や液が漏れてしまう。

製造されたガラス玉は、ラムネに使えるキレイな球体のA玉と、そうでないB玉に区別され、B玉は子どものおもちゃとして流通。つまり、ラムネに不合格の「B玉」が使われるということはないのだ

またこの他にも、ビー玉という名前はボルトガル語でガラスを意味する「ビードロ」から由来するという説も。とはいえ、これらの説について、語源の詳細は今も明らかとなっていないそう。

しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1666名を対象に行ったアンケートでは、8割以上の人が「ビー玉の語源を知らない」という結果になった。

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■そんなビー玉が最近ではこんな使われ方を?

ビー玉を炒って氷水につけるだけで作れる、宝石のような輝きをもつ「クラックビー玉」が近年ちょっと話題だ。

熱した後に冷やして放置すると、無数の小さなひびが入ってキラキラ綺麗に。ただ、完成後は割れやすいため、扱いにはくれぐれも注意が必要。

このひびが入った状態は割れやすくなっているため、透明なマニキュアなどで補強するといいらしい。ちなみに危険視する声もあるので、作るさいはくれぐれも自己責任で…。


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■ところでラムネとサイダーの違いって?

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実はラムネはもともと、「レモネード」(Lemonade)がなまったもの。一方、りんご酒の「シードル」(Cidre)が語源のサイダーは、明治時代ではりんご風味で、王冠で栓をした瓶に入っていた。

現代ではラムネもサイダーも、中身の飲みものはほぼ同じ。長い年月を経てふたつの定義はあいまいになり、入れる容器によって名前を区別するように。

よって、

・栓にガラス玉を用いた瓶に入っている炭酸飲料→ラムネ

・ガラス玉ではなくキャップで蓋をした炭酸飲料が→サイダー

ということなのだ。

(文/しらべぇ編集部・かずきち

qzoo【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年6月19日~2015年6月22日
対象:全国20代~60代男女計1666名

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Sirabee編集部

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