なにかと話題な二子玉川!非セレブや忙しい人が住むために知っておくべき大事なこと
2015/07/17 11:00
二子玉川。セレブな街と言われ、敷居が高いイメージです。8月には、総勢1万人といわれている楽天グループ各社も二子玉川に移転。
二子玉川は渋谷から急行で11分ながら、実は緑や水に恵まれた街でもあります。
楽天の社員もそうでない人も、今後「二子玉川」に引っ越そうと思っている人のために、二子玉川について知っておきたいことを挙げてみました。
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●東急二子玉川駅の乗降客数が激増している!
東急電鉄がおよそ1400億円、30年を費やしたという二子玉川ライズの再開発。2011年には第1期事業として大型商用施設や住居棟などが完成。
二子玉川駅の乗降客数は、ライズ開業前に比べて16%以上も増加しました。これは極めて異例だそうです。
筆者は二子玉川住民ではなく駅の利用者に過ぎませんが、ここ数年で明らかに駅の利用者が増えているのが分かります。
第2期事業も完成しましたので、今後もますます利用者が増えることが予想されます。
●ファミリー向けのお店が充実&癒しスポットも
二子玉川といえば、かつては「いぬたま」「ねこたま」、西村知美が結婚式を挙げた「ナムコ・ワンダーエッグ」、さらに古くは遊園地「二子玉川園」が存在。
元々、親子に人気のスポットだったのです。
余談ですが、「ナムコ・ワンダーエッグ」にはWE2ステーションというラジオスタジオがあり、世田谷FMの公開バラエティ番組「たまリバ!」が放送されていました。
ブレイク直前の平井堅もパーソナリティーを務めており、当時から喋りの面白さに定評がありました。筆者の知り合いが当時の番組スタッフを務めており、「平井さんの喋りはとにかく面白くて、ブレイクとともに終わったのが残念」と語っていました。全くもって余談でスミマセン。
そういった流れもあるのか、ライズに開業した蔦屋家電は代官山の蔦屋書店に比べるとファミリー向けに。
子供向けの本のコーナーは絵本や図鑑などが充実。玩具のお店「ボーネルンド」もあり、休日には、ライズの大屋根の広場で親子が一緒に遊べるイベントが開催されることも多いです。
公園も川も近く、東急大井町線2駅隣りの等々力駅で下車すれば、東京とは思えない癒しのスポット、等々力渓谷が広がり多くの親子連れで賑わいます。親子で楽しめるスポットが目白押しなのです。
●ファミリー向けだけど、スーパーマーケットの選択肢は少ない?
二子玉川の夜は早い。二子玉川から急行で僅か6分のところに位置する三軒茶屋駅周辺は23時を過ぎても賑やかですが、二子玉川駅周辺は22時をまわると静かになります。
そこで社会人にとって気になるのがスーパーマーケットの閉店時間。気をつけておきたいのは、二子玉川は夜になるとスーパーの空白地帯になること。
玉川高島屋の食料品売り場や東急フードショー、駅から少し離れたところにあるマルエツは21時には閉店してしまいます。
深夜まで営業する「まいばすけっと」も駅の周辺にはありません。しかし、「そんなに早く帰れないよ~」というお嘆きの方に朗報が舞い込んできました。
ライズの地下にある「東急ストア」の営業時間が25時まで延長されることになったのです。これは帰宅が遅い人にとっては非常にありがたい!
とはいえ、二子玉川住民にとってスーパーマーケットの選択肢が少ないのは確かです。そこで、隣にある用賀駅周辺も視野に入れることをおすすめします。
用賀駅の近くには激安価格で有名なスーパーマーケット「オーケー」の大型店舗が鎮座(ただし、営業時間は21時半まで)。3階建ての店内は週末ともなるとショッピングカートに山盛りで商品を入れた客でごった返します。
駅のそばにはスーパー「フジ」もあり、こちらの食料品・日用品売り場は25時半まで営業していて、深夜でも多くのお客さんで賑わっています。その近くには24時間営業の「ローソンストア100」があるのもありがたい。
●お手頃な定食屋は、高島屋周辺にあり!
高島屋やライズにある飲食店は名店揃いで、ランチでも1500~3000円は覚悟したいところです。(しかも、そんなに高いのに平日の昼間から二子玉川マダムを中心とした行列ができています)。
「ファミリーレストラン」はあるものの、我々が思う「サイゼリヤ」のようなお手頃価格のレストランというよりは、お財布に余裕のあるファミリー向け。
とはいえ、財布に余裕のない我々でも心配は無用。高島屋周辺には定食屋もたくさんあります。
特におすすめは美味しくてボリューム満点の「たぬき」。唐揚げ、生姜焼き、さば焼き定食などファン多し。席の数が少ないこともあり、行列は覚悟したいところです。
「愛菜厨房 リヴィエール」(洋食)、「つばめ」(中華料理)もお手頃価格で美味しいランチがいただけます。
ちなみに、二子玉川はラーメン屋の数が少ないのが難点。5月にライズに「一風堂」がオープンしたものの、まだまだ非ラーメン激戦区であり、ラーメン店の出店を考えている人にとってはチャンスかもしれません。
用賀には最近になって横浜系のラーメン屋が開店しました。ひょっとすると今後は徐々に増えていくかも。
最後に「住むとしたら…」ですが、家賃やスーパーマーケットなどの利便性を考えると、隣の駅の用賀や二子新地も視野に入れても良いのではないかと思います。
ひと駅違うだけで家賃もグッと変わりますので、考慮してみてください。
と言いつつ、セレブだったら家賃の高さは関係ないんじゃないかと、スネてみたりもしますが(涙)。
(文・写真/やきそばかおる)
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