【沖縄グルメ】「骨についた肉がもったいない!」から生まれた伝統料理「骨汁」

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日本から生まれた「もったいない」が「MOTTAINAI」として世界の共通語となってから、今年で10周年を迎えました。

さて、沖縄にも「もったいない」の一言から生まれたアイデア料理があることはご存知でしょうか。

それは、「骨汁」という食べ物です。


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■「もったいない」が、骨汁(ほねじる)のルーツ!

骨汁は、豚の肉つき骨を野菜とスープでじっくり煮込んだもの

もともと豚骨は、ダシを取った後には廃棄されていました。その豚骨に少量ながらうまみの詰まった肉が着いていたため、ただ捨てるにはもったいないと考え、活用しようとしたのが「骨汁」です。

骨汁は今や、沖縄で30年以上もの間、愛される伝統料理となりました。

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■地元の食堂に突撃!

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「骨汁」を食べるため、沖縄本島中部のリゾート地・美浜に店をかまえる唯一の食堂「みはま食堂」へ、さっそくお邪魔しました。


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食堂の壁には、多数の有名人の色紙とともに並ぶ、手書きのメニュー。昭和の懐かしさを感じさせる空間です。お昼には地元の方で満席となるこの食堂。おのずと期待が高まります。


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■骨汁は、本当に骨だらけだった

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名前の通り、肉つき骨が器からはみ出すほどの、圧倒されそうな骨と肉のボリューム


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いただいたのは、骨汁とご飯だけがセットになった定食。完全に骨汁がメインデッシュとなっていました。


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みはま食堂の骨汁の特徴は、レタス・こんぶ・豆腐・豚の肉つき骨など、具材の味がしみ出したスープ

濃厚なのに、しつこさがないスープは、豚骨を長時間煮込んでこそ出る味。このスープに、ついてくるショウガや、コーレーグス(島とうがらしを泡盛で漬け込んだ調味料)を組み合わせることで、また違った味を楽しむことができます。


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骨汁を食べ終わったときに残る骨の残骸を見ると、改めてインパクトのある料理だとわかります。沖縄に来た時にはぜひ一度お試しあれ。

(取材・文/しらべぇ沖縄支部・水澤陽介

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Sirabee編集部

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