30代サラリーマン。なぜカレーとつけ麺ばかり食べていたのに10kg痩せられたのか?
2015/03/20 19:00
■ある32才サラリーマンの食事
平日の20時。2時間ほどの残業を終え、駅に向かうべくオフィスを出たTさん(32才・営業)。13時ごろ取引先の近くにあるカレー店で豚しゃぶカレー(700円)を食べて以来、なにも食べていないのでお腹はペコペコです。しかし、今はダイエット期間中。今日はまっすぐ家に帰って自炊をしようと企てていました。
そんな時、Tさんの前に最近オープンしたつけ麺店の看板が目に入りました。ダイエット中のTさんでしたが、誘惑にかられてついつい入店。「大」「中」「小」がすべて同じ値段のこの店で、10分後につけ麺(大)をすするTさんの姿がそこにはありました。
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■ダメだとわかってるのにつけ麺とカレーばかり食べてしまう
このように、ダメだとはわかっている(やせたい)のだけれど、カレーやつけ麺などをついつい食べてしまうという男性は少なくありません。
私たちがいかに「流されやすい消費者」であるかは、本サイトの過去の調査記事でも明らかになっています。
■大盛り無料、コンビニレジ前の揚げ物・・・流されやすい消費者と感じる行動TOP5!
しかし、さきほどのTさんのエピソードは今から半年ほど前の話。現在のTさんは見事10kgの減量に成功し、この半年間つけ麺とカレーの誘惑に打ち勝っているのです。
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■鍋をひたすら食べ続けた!コツは…
成功の秘訣は食事にありました。Tさんはこの半年間、夕食の9割を鍋か電子レンジでの料理だけで済ませてきたといいます。
とにかく味を変え、品を変えて鍋を食べつづけました。クックパッドで鍋料理を検索して、事前にスーパーで食材を買い込んでおくんです。こうすることで帰宅前の「悪い寄り道」がなくなったんです。
―さすがに半年は飽きなかったのでしょうか?
鍋以外に電子レンジ料理を食べることでバリエーションを増やしました。米や麺類などの炭水化物は一切使わず、野菜と肉だけを器に盛って、オリーブオイルと塩コショウをまぶして電子レンジでチンするだけのシンプル料理をよく作っていました。バルサミコ酢などソースを変えることで「飽き」を防ぐことができたんです。
―続けるコツは?
鍋でも電子レンジ料理でも、とにかく味の種類を変えることです。なので、鍋のスープや電子レンジ料理に使うドレッシングには徹底的にこだわるのがポイントです。ここで贅沢をしても、カレーやつけ麺を食べたときのようなカロリーを摂ることにはならない。デパ地下などであえて少し高級な調味料を買うのが重要です。
―リバウンドはないでしょうか?
続けるコツは食材を冷蔵庫に入れてしまっておくことです。これで「腐るから食べないと」という焦りを生むことができます。また、絶対に料理にハマって時間をかけないことです。ハマると調理時間を取ることがダルくなって続けられなくなります。これを意識すれば絶対に失敗しませんよ。
(文/しらべぇ編集部)
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