雪をかきわけてでも食べに行きたい!と噂の北海道にあるジェラート屋さんに行ってみた

雪が降り積もるなかアイスを食べる。想像するだけでも寒くなりそうですが、北海道中標津町には「雪をかきわけてまでお客さんがくるジェラートアイス屋さん」があるそうです。どれほどおいしいジェラートなのか…。気になったので雪をかきわけて、行ってみました。

0317しらべぇ「雪の中のアイス」写真1

雪に埋もれる看板を発見。「もしかしたら営業していないのでは…?」と思わせるような雰囲気が漂っています。

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店の前はキレイに雪かきがされていました。ここは「ジェラートシレトコ」という手作りジェラート専門店。知床(シレトコ)という世界遺産の地名が付いていますが、店舗は知床の南にある小さな町である中標津町にあります。

このお店は、店舗兼工場になっておりできたてのジェラートが楽しめます。奥では店員さんがイタリア製ジェラートメーカーを使用してジェラートを手作業で製造していました。

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ショーケースには色とりどりのジェラートが並び、種類は季節や日によって変わるそうです。一番人気は「北海道ミルク」。他にも、知床のしお、クリームチーズ、バニラ、チョコチップ、キャラメルクッキー、かぼちゃ、さつまいもなど、北海道の素材のおいしさを最高に楽しめそうなフレーバーが勢ぞろい!

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さっそく「北海道ミルク」と「かぼちゃ」を注文。ここまでは「雪をかきわけてまでお客さんがくるジェラートアイス屋さん」と言われていることに正直納得していなかったのですが、ひと口食べて全てに納得しました

ふんわりとした食感のジェラートが口の中でとろけた瞬間、濃厚でコクのある牛乳の味が舌の味覚細胞一つ一つに語りかけるような優しさと美味しさをもたらしたのです…。このおいしさはまさに牛乳革命!

調べてみると中標津町は北海道の中でも酪農が盛んな土地として知られ、その品質の高さは全道的に大変注目されているそう。選挙の事務所開きなどでは、「牛乳で乾杯」するのが定番となっているほどの牛乳王国だとか。

ジェラートの基本素材となる牛乳は、しぼりたての新鮮なものを使用しているそうです。店員さんにお話を伺ってみたところ、「中標津町は人口よりも牛のほうが多い酪農王国です。このおいしさの噂を聞きつけてなのか、冬でもわざわざお客さんが結構来てくださいます」と説明してくれました。

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たまたま店内に居合わせた少年も夢中で食べていました。皆さんもぜひ雪をかきわけて、食べに行ってみてください。

【ジェラートシレトコ】
住所:北海道標津郡中標津町東2条南2丁目
営業時間:11時~18時

(文/しらべぇ編集部・八木彩香

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Sirabee編集部

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