【実験】凍ったバナナで釘は打てるのか? 極寒の北海道で実際にやってみた!
2015/03/04 10:00
「バナナはおやつに入りますか?」、「バナナをお肌に塗ると美肌効果があるって本当?」など、バナナに関する疑問や話題は様々。その中のひとつにこんなものもあります。
「凍ったバナナで釘は打てるの?」
教育番組で子供から寄せられそうなこの質問に答えられる大人は少ないのでは。以前、筆者は北海道出身の友人から「冬の北海道は寒すぎて、タオルを振り回せば固まり、バナナを外に放置すると凍ってしまう」ということを聞いたことがあります。北海道ならば凍ったバナナで釘が打てるのかもしれません! ということで今回、実際に極寒の北海道・名寄市にて実施してみました。
まずは一晩、屋外にバナナを放置して凍ったバナナを作ります。宿のおばちゃんに「そのまま置くとキツネが食べにくるかもしれない」という忠告を受けたので、ビニール袋に入れて2階の窓から吊るして凍らせることにしました。そして翌日、早朝の気温は-10℃。深夜は-15℃まで下がったとのことだったので期待も高まります。バナナはかなり凍っている様子。これは「食べろ」と言われたら少々困ってしまうような固さです。
さっそく木片と釘を用意し、いざ勝負!
カチカチのバナナで何度も釘を打ってみましたが、バナナが若干押され気味…。負けじと打ち続けたところ、釘は2mmほど木片に食い込みましたが、あまり刺さらずにバナナに限界がやってきました…。
今回の実験では、-15℃という極寒でも「バナナで釘は打てない」という結果に終わりました。現地の宿の人によると、「-20℃以下にならないと釘が打てるくらいまでバナナは凍らないのでは」とのこと。そこに居合わせた別の旅行者さんは「-20℃ならバナナで釘を打てた経験がある」とおっしゃっていました。
いくら寒い北海道でも凍ったバナナで釘を打つことができるのは-20℃以下になってからのようです! そのような環境の場所に行くことはあまりないかもしれませんが、もし行ったときはチャレンジしてみてください!
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)
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