【社会人必読】塵も積もれば山となる! 収入印紙をつかった節約術!
2015/03/02 07:00
収入印紙って何?
レシートや領収書にときどき貼られている切手みたいなものを「収入印紙」と呼ぶのはご存知ですよね。以前は3万円以上の取引に貼られていましたが、2014年4月からは5万円以上になりました。ペタンと貼られて割り印などされていますが、いったいあれって何のため?
実は、「日常の経済取引に伴って作成する契約書や金銭の受取書(領収書)などに課税される税金」があるのです。
収入印紙は、領収書などに貼り、割り印をするという方法で納税になります。
例えば飲食店での会計が5万4800円だったとして、現金払いで領収書を頼んだ場合、200円と記された収入印紙が貼られ、割り印がなされます。これでお店側が印紙税という税金を払ったという証明になります。
取引金額により収入印紙の額も変わります。例えば、一等地の億ションを現金で一括購入……なんてことになったら、売り手側は高額印紙を準備して契約に望まねばなりません。
収入印紙を使った裏ワザとは?
収入印紙は郵便局で買うものというイメージがありますが、コンビニでも売られているのをご存知ですか? コンビニで買うと、レシートには「収入印紙=非課税」と書かれています。郵便局で収入印紙を買っても、非課税です。
ところが、チケットショップでも収入印紙は売られていますが、こちらで買うと消費税が掛かってきます。いったいどういうわけでしょうか?
これは「郵便局、郵便切手類販売所又は印紙売りさばき所」で販売される収入印紙だけが非課税と法律で定められているからです。非課税販売ができるコンビニは、「郵便切手類販売所又は印紙売りさばき所」に認定されているということですね。
チケットショップだと収入印紙の価格自体が店によって異なります。未使用の収入印紙であっても、チケットショップで扱われているものは基本的には≪古物≫ですので、元値がややディスカウントされているのではないでしょうか。その上に、消費税が加算された価格で販売されており、詳しくは省略しますが仕入税額控除により控除される消費税が増える、つまりちょっとした節約となるのです。
さらに、チケットショップに常に希望額の印紙があるとは限りませんが、こういう裏ワザ(?)もあるということです。
ちなみに、国税庁が推奨しているのは、あくまでも「郵便局、郵便切手類販売所又は印紙売りさばき所」での購入ですけどね!
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