大人の「童顔」は損だった? 生の声から判明した童顔大人の苦労の数々とは?
2015/02/28 17:00
どう答えるべきか判断に迷う質問の代表といえば、「いくつに見える?」ですね。若く言うべきか…でも若く言われるのを嫌がる人もいるかも…と、判断はとても難しいです。
「美肌ケアで5歳若返り!」「男のアンチエイジング」といった言葉が各種メディアに踊り、見た目が実年齢よりも若く見られることは、一般的に良いことのように思われています。というわけで、アンチエイジングに成功した人や元々童顔なみなさんは、日常生活でかなり得をしていそうですが、実際のところどうなのでしょうか?
そこで、「見た目で実年齢よりかなり年下に見られる人」142名に、具体的なエピソードを聞いてみました。すると、意外にも“心の闇”が広がっていました…。寄せられた声を紹介していきましょう。
男性編
20代後半なのに高校生ですか?と聞かれたり、 資料館で見学していたらそこにいた小学生と同級生と思われ、学芸員の人に話しかけられて「小学生かと思った(笑)」といわれました(男性・20代)
社会人なのに学生を対象としたアンケートを受けさせられそうになった(男性・30代)
会社が某大学のそばにあるため、4月になると通勤の際に駅でサークルの勧誘に合う。学生のノリで話しかけられて、毎年その時期になるとイライラしてしまう(男性・30代)
10歳ぐらい下に見られた。年下の人に「若いから、これからだよ」と、言われた事がある(男性・40代)
たいていの場合、歳を聞かれてまともに答えるとびっくりされる。一緒に仕事をしている人でも、私の方が年下にみられる。敬語をつかわれたことがない(男性・50代)
若く見られることで得をした経験談が多数かと思いきや、そのほとんどはネガティブなエピソードでした。男性は、若く見られ過ぎることで年下に“舐められ”たり敬語を使ってもらえなかったりと、実はマイナス面があるようです。
女性編
実年齢は20歳を超えているのに中学生や小学校5~6年生に間違われることがあります。お酒を飲む前に「身分証明書を見せてください」といわれたり、すれ違うおばちゃんに飴ちゃんあげようといわれたりする(女性・20代)
29歳だが、未成年に見られた。居酒屋に入れなかった(女性・20代)
34歳だが、親の店の手伝いをしていた時お客に中学生にみられた(女性・30代)
40代後半になってから、パート帰りに守衛さんに「おうちに帰ったらお母さんがご飯を作ってくれてるの?」と言われた。えっ、今から買い物して私がご飯をつくらなきゃいけないのに…高校生の子どもも2人います。私がお母さんなんですけど…って心の中で思いました(女性・40代)
52歳だが30歳くらいにみられる。美容院で30代向けの髪形にされた(女性・50代)
シニアの割引が受けられなかった(60代・女性)
実年齢より3~5歳程度若く見える人は「羨ましい」と言われることが多いようですが、10歳以上若く見られるような場合は、私生活では困ったことがたくさん。20代のときはコンビニでタバコやお酒が購入できないのは当たり前、30代で切符を買おうとして「子供一枚?」と言われたという女性もいました。
寄せられたエピソードを見ると、「見た目年齢はあてにならない」ということも感じられます。相手が何歳なのか確認できるまでは、コミュニケーションは基本丁寧に。そんな教訓も得られるアンケートとなりました。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年1月16日(金)~2014年1月18日(日)
対象:全国20代~60代 男女計500名
(文/しらべぇ編集部・吉尾 峻)
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