【徹底解説】「30分ほど遅れます！」格好つけるためにわざと集合時間に遅刻する男たち　

2015/02/19 19:00

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「30分ほど遅れます！」理由なき遅刻の真意とは

飲み会や合コンにおいて、やむを得ぬ事情で集合時間に遅れてしまった経験はありませんか？　自分が到着したときにはすでに場は温まっており、今さら混ざりにくい…。そう不安に思ったものの、到着した途端に「来てくれたんだ！」「待ってたよ！」などの歓迎の言葉とともに、メンバーの視線が一斉にあなたに集まります。暖かく迎え入れられたあなたは、その後楽しい時間を過ごすことができました。

とは言え、やはり宴は最初から楽しみたいもの。そう考える人は少なくないでしょう。

場の注目を集めるためにあえて遅刻！

一方、ここである種の人たちに見られる奇妙な行動を紹介します。彼らは集合時間に必ず遅れて参加します。しかしその理由は残業や交通機関の遅延など、一般的なものではありません。彼らが遅刻する理由は、みんなの前に登場した時に場の注目を集めることや、忙しいなか飲み会に参加した印象を持たせること、ただそれだけ。つまりは「格好つけ」です。

そんな遅刻者が一定数存在することは、以下の調査によって示されています。

【男女1500人に調査！】
格好つけるためや自分に注目を集めることを目的に、集合時間にわざと遅れて行ったことがある人の割合

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男性：7.7％
女性：2.5％

このように、一部ではあるものの、「格好つけ遅刻」の経験者が存在することがわかります。さらに、経験者の多かった男性の割合を世代別に見ると、以下のように20代の若者男性に数が多いことがわかります。

【男性・世代別】
格好つけるためや自分に注目を集めることを目的に、集合時間にわざと遅れて行ったことがある人の割合

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20代男性：10.0％
30代男性：8.0％
40代男性：9.3％
50代男性：6.0％
60代男性：5.3％

理由なき遅刻の快感にハマる男たち

彼らは、正当な理由もなく遅刻することに何ら罪悪感を抱かないのでしょうか。今回の調査で、自らを格好つけ遅刻経験者と回答した男性たちの声を紹介します。

「30分ほど遅刻して参加することが多い。場が適度に温まっているので混ざりやすいし、『おせーよ！』と言われながらも皆に注目してもらえるので」（20才・大学生）

「女子から『おお！来てくれたんだー！』と喜ばれるのが好きでわざと遅れて参加したことがある」（29才・出版）

「最初から参加するより気が楽だし、遅刻すればみんな集まってくるので話しやすい」（28才・不動産）

「近くまで来たときも10分くらい時間をつぶして遅れて参加する。気合いが入りすぎているようでキモいから」（20才・大学生）

正当な理由なき遅刻、幹事は怒ってます！

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こうした格好つけ遅刻に対し、飲み会の幹事たちが憤りを覚えていることは言うまでもありません。学生時代から合コンの幹事をすることが多いというTさん（27才・女性）は、格好つけ遅刻者に怒りを覚えるとともに、彼らがすぐにわかると言います。

「格好つけ遅刻をする人は、直前に遅刻の連絡を入れてくることが多いですね。場の集まりや雰囲気を考えて自分の華々しい『登場シーン』を練りに練っているのでしょう。最近はわざと遅刻してくる人が損するように、最初にメニューを頼んでしまったり、簡単な自己紹介を済ませてしまいます。きちんと時間を守る人や最初に盛り上げた人が損をしない飲み会になるように心がけています」（Tさん）

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