【ねこ拝見】 飛び猫写真でもおなじみ、五十嵐健太さんの珠玉の萌猫(もえにゃん)写真

『タモリ倶楽部』(テレビ朝日)にも出演。各地で遭遇した猫や、猫が飛んでいる瞬間を撮影した写真が人気の五十嵐健太さん。今までに撮影してきた猫の写真が『萌猫(もえにゃん)』(リンダパブリッシャーズ刊)として1冊の写真集になりました。今回は五十嵐さんが撮った猫の写真を元におしゃべりします。

ねこ (1)

「飛び猫」の写真。地方に撮影に行く時は高速バスを主に使用。費用のこともあるので、飛び猫のように(飛行機で)ひとっ飛びというわけにはいきません。


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シャルトリューの子猫

ねこ (2)

原産国はフランス。被毛が高額で売買され絶滅の危機に陥ったこともあるが、計画繁殖により数を増やしつつある。

五十嵐さん(以下、い)「体調を管理するため、毎日秤(はかり)に乗っているそうで、その様子を撮りました」

やきそば(以下:や)「飼い主さんが使ってらっしゃる秤とはいえ、オシャレですね」

ちなみに、明るいトーンで撮影するために窓際で撮影したとのこと。

「部屋の中は暗いので、屋内写真のトーンが暗くなりがちです。被写体を窓際に置いてあげて、露出の設定を被写体が明るく見えるまで上げて撮影すると、窓の外は露出オーバーになり、明るい印象の写真が撮影できます」

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ロシアンブルーの子猫

ねこ (3)

原産国はロシア(諸説あり)。グレーの毛色で短毛種。鮮やかなエメラルドグリーンの目を持つが、仔猫の時にはこの色は見られず、青っぽい色をしている。

「籐の籠と一緒に映っているだけで、印象が一層良くなりますね」

「動きが活発だと、中に入るのを待たないといけないので根気が必要です。しかも、入ったとしても一瞬だし(苦笑)」


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シンガプーラの子猫

ねこ (4)

大人になっても小型の子が多く、大型種の4分の1ほどの大きさ。短毛の猫種。

「とっておきの瞬間ですね!五十嵐さんは、お仕事で室内にいる猫を撮影する場合、どのくらいの時間をかけるんですか?」

だいたい2~3時間です。長い時は半日かけます。構図のバリエーションは、ある程度は考えてありますが、やはり相手は猫ですし、思い通りにはならないので、少し大人しくなるまでじっと待つ…なんてことは日常茶飯事です」


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マンチカンの子猫

ねこ (5)

原産国はアメリカ。短い足にもかかわらず、足の長い子と比べても変わらないジャンプ力。

「紙皿の下は秤になっています。飼い主さんによると、この子は、普段から紙皿の中で寝るのが習慣なんだそうです。サイズがピッタリなので、寝心地が良いのでしょうか」

「癒されすぎて、眠くなってきますね(笑)」

「ちなみに、猫の撮影をする時には、背景に英字新聞を使用しているのもいいです」


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そのほか、五十嵐さんが街で出会った猫たち

ねこ (6)

自然度が高く、可愛い感じに撮れた写真ほど萌ポイントが高くなります

「五十嵐さんにとって、猫の写真を撮影するベストシーズンはいつですか?」

冬です。温かいところでひなたぼっこをしていることもあって、猫を見つけやすいということもあります。夏だったら、涼しいところに隠れてしまいますし」

ねこ (7)

ちなみに、五十嵐さんは『タモリ倶楽部』で芸能界きっての猫好きの田中裕二さん(爆笑問題)と共演されていましたが、五十嵐さんは元々田中さんのファンだったそうで嬉しくてたまらなかったそうです。

五十嵐さんが撮影した写真集『萌猫(もえにゃん)』はリンダパブリッシャーズより好評発売中、写真集「飛び猫」(KADOKAWA)は2月20日発売(予約受付中)です。

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(取材・文/やきそばかおる  写真協力/五十嵐健太)

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Sirabee編集部

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