和食を超えた新しいスタイル? タイの“回るしゃぶしゃぶ”に興味津々

いまタイのバンコクは、空前の日本ブーム。次々に日本食レストランがオープンし、大型ショッピングモールには日本でお馴染みのFC店も軒を連ねる。バンコクに居ながらにして和食だけで過ごすことも可能なほど、そのバリエーションは豊富だ。

そんななかで、日本にはないちょっと不思議な日本食(?)レストランをご紹介しよう。その名も「shabushi」! しゃぶしゃぶの寿司…?

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大胆なネーミング!寿司をしゃぶしゃぶしようというのだろうか? 全くもって意味不明だ。店内を覗くと、クルクルと何かが回っている。回転寿司?と思いきや、回っているのは寿司ではなかった。

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回っていたのは、しゃぶしゃぶの具だった! これは、新しい発想。回転する野菜や肉、海鮮などの好きな具を取り、手元にあるスープの入った鍋で煮込む、寄せ鍋に近いスタイル。これらは、タイスキ、「タイ風のスキヤキ」で「タイ風しゃぶしゃぶ」とも呼ばれるのが名前の由来だというが、日本のそれとは異なる。

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寿司は回転するレールとは関係なく、店内のビュッフェコーナーに並んでいた。サーモン、カニカマ、鯖、たまごなどのごく小さいサイズの寿司が並ぶ。

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他には、おでんのようなものやエビの天ぷら、ドリンクバーやデザート、アイスまであり、大人1人375バーツ(約1300円)、制限時間75分の食べ放題しゃぶしゃぶとなっている。75分とは、少々おさまりの悪い数字の切り方では…?!

しかし、思った以上に満腹になり、コスパは悪くない。日本人客は筆者たちのみだったが、食事時ではない午後3時半という微妙な時間の割に9割の席が埋まっていたので、タイ人のあいだでは人気なようだ

経営元である「OISHI」(オイシイ)は、日系企業ではなく、中華系タイ人が社長の大企業。日本食レストランの経営や日本食販売を行っている。本家日本を超えた新しいスタイル。タイで不思議な日本を体験するなら、こちらもお店を是非候補に入れてみてはいかがだろうか?

(文/しらべぇ海外支部・hiroko

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Sirabee編集部

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