ほっこり、愛情に涙…アラサー男性に聞く「実家の母」のほのぼのエピソード6選

2014/12/09 07:00

sirabee1209oya

1997年に発売されたウルフルズのヒットシングル『かわいいひと』。「かわいいひと かわいいひと」というサビが頭に残る同曲は、この部分だけだと恋人や好きな女性に歌ったものに思えますが、実際には「母親」に向けられた曲です。

作詞を担当したトータス松本さんとウルフルケイスケさんは、当時それぞれ順に30歳と32歳。アラサーですね。アラサーといえば、多くの男性にとっては、実家から出てある程度の期間が経ち、母親とコミュニケーションをとる頻度も数えるほどになる年頃。結婚して自身の家族を持つ人も少なくありません。

そんな環境だからこそ、たまに何かのきっかけで母親のことを思い出したり母親と連絡をとったりしては、感謝の気持ちをもつもの。今回は、27歳から33歳のアラサー男性46名に、「最近、母親について“ほのぼの”したこと」というテーマでアンケートをとってみました。寄せられた声のなかから、特に印象的だったものを紹介していきましょう。

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●テレビを観ていて…

「テレビで“簡単にできる健康体操”みたいなのを紹介するコーナーがやってると、母がいつもそういうのをマネしていたのを思い出す。3日くらいはその体操をやるんだけど、いつの間にか全くやらなくなってたことも含めて思い出して、そういう場面をテレビで見ると母に連絡したくなります」(29歳、出版)

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●スマホになってから…

「親父もそうなんですけど、スマホにしてから、親からの電話の声がやたら大きくなりました。たぶん、ガラケーより口との距離が離れてるから、ちゃんと声が届いてるのか不安なんだと思います。あまりにも大きくて、つい笑っちゃいますね」(31歳、電子機器メーカー)

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●スマホになってから…part2

「最近母がLINEを始めたんですけど、母からLINEでメッセージがくると、その数分後に携帯の(キャリア)メールで『LINEにメッセージ送ったよ』って送られてくるんです。むかしから気遣いしすぎな部分がある母らしくて、ほのぼのします」(28歳、建築デザイン)

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●久々に外食に行くと…

「こないだ久しぶりに家族で一緒に焼肉に行ったら、僕が一人暮らしで野菜を食べてないと思ったのか、“野菜盛り合わせセット”みたいのを頼んで、焼いたのを延々と僕の皿に乗せてくるんです。僕は普段、野菜食べまくってるんですけどね…(笑)ほとんど喋らず野菜を焼き続ける母の行動に、愛情を感じました」(27歳、Web制作)

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●メールで相談

「先月、母からメールがきて、開いてみたら、『あやさんの誕生日プレゼント、何がいいかしら?それとなく聞いてみてもらえる?』って書いてありました。あやっていうのは、今年結婚した妻のことです。家に帰ってから妻にそのメールを見せたら、嬉しさのあまり泣いてました。母の優しさに感謝です」(31歳、商社)

素敵なエピソードが続きますが、最後は、そのままCMになりそうなこんなお話を紹介しましょう。32歳、不動産会社勤務の妻子持ち男性から寄せられたエピソードです。

「今年の夏、僕が出張で北海道に行くことがあって、実家も北海道なので、仕事終わったらついでに実家に行くことを計画してました。で、妻と娘は僕とは別に実家に行くことになってたんですけど、仕事中に妻から、娘が熱出しちゃったから行けないっていう連絡があったんです。

両親は娘に会うのを楽しみにしてたから、仕事終わって電話して、『聞いてると思うけど、おれしか行けなくなっちゃった』って言ったら、母が『あんたの好きなおかず揃えてるから、とりあえず早く来なさい』って…。

で、実家に1泊してるあいだ何回も、『ごめんな、おれだけで…』って言ってたら、東京着いてから母からメールがきて、『あなたに久しぶりに会えただけでお父さんとお母さんはとても嬉しかったです。近いうちにまた会えることを楽しみにしてます』って書いてありました。駅でひとり泣いてしまいましたね」

本当に心温まるエピソードですね。お母さんは、孫である娘さんだけでなく、息子であるこの男性に会うことも本当に楽しみだったようです。

2014年ももうすぐ終わり。帰省で久しぶりに親に会うというみなさん、どうか素敵な時間をお過ごしください!

(文/しらべぇ編集部

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Sirabee編集部

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