人間観察を楽しむ人も…お酒飲めない人の訴えを聞いてみた「割り勘不満」
2014/11/25 07:00
居酒屋に入り、席に着くと店員さんがサッとやってきて、「お先にお飲み物のご注文承ります」…。「じゃあビール」「あ、ビール2つで」とリズミカルに注文が進むなか、「あ、ウーロン茶ひとつ…」と誰かが言った瞬間、若干静まった雰囲気が流れたことはないでしょうか? お酒が飲めない人にとって、最初のドリンク注文というのはちょっとした山場なのもしれません。
さて、しらべぇ編集部では今回、お酒が飲めない人たちに、飲み会でのエピソードや体験談を聞いてみました。飲み会ではどうしてもアウェイになりがちな人々。そんなみなさんの訴えをまとめてみたので、紹介していきましょう。
「お酒を飲まないので、いつも車の運転をさせられる」(男性20代)
「間違えてお酒を飲んだときのキツさを全く理解してもらえない。『こんな少しで…嘘でしょ?』と言われる」(女性20代)
「いらないと言っているのに、自分が飲んでいるお酒を『ちょっと飲んでみなよ』と強要する人の気持ちがわからない」(女性30代)
「飲み会の割り勘は割に合わないからやめてほしい。お酒を飲む人は絶対に自分から多く払うとは言わないので、毎回不満に思う」(女性40代)
寄せられた意見をみてみると、飲める人たちに気持ちを理解してもらえず辛い、といったニュアンスの声が目立ちました。お酒がすすみ酔ってしまった場合、飲めない人への気遣いができなくなってしまう人も少なくないのでしょう。逆に、飲めない人たちもおそらく気持ちよく酔っている状態を経験したことがないので、より一層不満に思うのかもしれません。
一方で、飲めない人のなかでも、その状況を楽しんでいるような声もありました。以下をご覧ください。
「お酒が飲めない分、食事については主導権を握るようにしている。みんなが酔っている間に自分の好きなものを注文して、じっくり味わうのが楽しくてたまらない」(男性30代)
「同僚の人格が変わるのが、見ていて面白い。徐々に本性が現われていくような気がする」(男性30代)
「グダグダになった女の子がおもしろい」(男性50代)
「飲み会で、主催メンバー全員が酔い潰れているときに一人抜け出して帰宅した。翌日、全員の記憶がなかったのをいいことに、『昨日参加してないよ』と飲み代を踏み倒した」(女性20代)
このように、周りの人の変化を冷静に分析しているという人も。確かに、会社の飲み会などでは、ビジネスモードからプライベートモードに切り替わる瞬間が多く見られそうです。飲み会で酔っ払いがちなあなた! もしかしたら、気づかぬところで観察対象にされているかもしれませんよ…。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月17日(金)~10月21日(火)
対象:全国20代~60代 男女計1500名から抽出
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)