首都圏から日帰り!「横浜・中央卸売市場」 SNSでウケるポイント視点で分析!
2014/10/21 17:00
「SNSでウザがられる投稿」というのはよく取り上げられます。しかし、いいね!やコメントがつきやすい“ウケる投稿”のほうが実際気になりますよね? まず、ウケる投稿の傾向を(筆者なりに)分析すると、
・ウケる要素1:ビックリ体験
・ウケる要素2:そこでしか食べられないグルメ
・ウケる要素3:人に話したくなるマメ知識
これらが入っているのと「ウケる」投稿なりやすいように思われます。「ハードル高っ!」と思う人もいるかも知れませんが、この3つの要素をすべて兼ね備え、かつ首都圏から日帰りで行けるスポットを発見しました!
それが、「横浜市 中央卸売市場」です。ここでは月に2回、一般人が買い物や市場ツアー見学などを楽しめる「市場解放デー」が開かれています。SNS投稿にぴったりなポイントとともに、紹介していきましょう。
画像をもっと見る●南極大陸よりも寒い!マイナス60度体験(ビックリ体験)
市場探検ツアーに参加すると、超低温冷蔵室に入ることができます。船上で冷凍されて運ばれてきた冷凍魚を鮮度そのままで保管するため、中の気温はマイナス60度! 遊園地によくある「マイナス30度の世界」なんて甘い! 筆者は、中に入って数秒で鼻に激痛が走り、1分ほどで手先がしびれ始め、本気で「死ぬかも…」と思いました。
買い付け会社ごとに棚が分けられ、カッチカチに凍った魚が無造作に置かれています。なんだか材木屋さんみたい、と思うのは筆者だけでしょうか…。
マイナス60度から外に出ると、一瞬でメガネが真っ白に。あまりの温度差に、しばらく曇りがとれません…。
●ワタリガニのみそ汁、ノドグロの刺身がタダで食べられる!(限定グルメ)
市場解放デーには、旬の海鮮が無料で提供されます(数量限定)。筆者が参加した時には、ワタリガニのみそ汁が振る舞われました。
大きくぶつ切りにされたワタリガニは、みそ汁1杯につきほぼ半身が入っています!ぎっしり詰まった身は、淡白ながらふわふわで、うまみが口の中いっぱいに広がります。
続いては、ベテランの市場スタッフさんが旬の魚を解説してくれるコーナー。今回の魚は、錦織圭選手があの偉業の後に「食べたい」と発言して話題になった“ノドグロ”。もともと高級魚ですが、錦織効果でさらに値上がりしているため、1匹で市場価格2000円。お店で食べると1万円以上するそうです!
そんなノドグロを、説明を交えながら捌いた後、贅沢にぶつ切りにした刺身で無料提供してくれるのです。身は引き締まってプリプリ!甘みをたっぷり含んだ上品な脂が舌の上でとろけ、文句なしの絶品でした。
●たぶん一生使わない!市場のマメ知識(マメ知識)
市場ツアーに参加すれば、プロのセリ人からセリの時に使う指のサインを習えます。さらに、買い付け数などをメモする黒板の読み方も教えてもらえます。
このマメ知識、学んでもおそらく一生使わないことがポイント!「役に立たねえー!」と見た人がツッコめる“隙”をつくっておくことで、ウザがられがちな「学んでる自分アピール」投稿になることを避けられます。
上記に紹介したポイント以外に、「お魚の捌き方教室」や「マグロの解体ショー」などもあります。さらに、10月26日には年に一度の「横浜市場まつり2014」が開催されるとのこと!SNSやブログ投稿のネタ探しに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
(文/しらべぇ編集部・河津愛美)
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