飲んだ後はラーメンではなくパフェ!?札幌名物「シメパフェ」の実態に迫る

飲み会の後は、なぜか無性に“シメのラーメン”を食べたくなってしまうもの。実はアルコールを飲んでも身体はエネルギーを作ることができないため、炭水化物の王様であるラーメンを食べたくなるのは、科学的に自然なことなのです。

そんな“炭水化物でのシメ”において、ラーメンに代わる独自の文化が北海道にありました。それは、シメのパフェ!意外とお思いでしょうが、札幌の繁華街には、夜から開店する“オトナのパフェ屋さん”も沢山あります。今回はそんなパフェ店のひとつ、「ペンギン堂」から、シメパフェの実態をご紹介しましょう。

ペンギン堂は日本最北端の歓楽街、ススキノにあります。取材班が夜8時前に着いたときには、既に1時間以上待ち。人気店なので、店先で名前を伝えて予約してから、近くの店で飲んで待つのが賢明です。

しらべぇ1014夜パフェ

暗めの店内に、静かに流れる音楽。30代と思しきカップルや女性二人組が多いです。店員もバーテンダーのような制服で、スイーツ店というよりBARのような雰囲気です。

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■オススメ1:白桃とヨーグルトのパルフェ

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白桃をしっかり味わえるシャーベットとゼリーの下には、北海道産の新鮮な牛乳だけを使った、濃厚で贅沢な味わいのソフトクリーム。乳脂肪分たっぷりのコクとフルーツの酸味が、絶妙にマッチしています。こちらの店ではパフェを肴にしてお酒を飲むこともできるのですが、たっぷり飲んだ後のシメでしたら、写真のスパークリングぶどうジュースとご一緒に。

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■オススメ2:胡麻と白玉のパルフェ

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てっぺんに、粒あん入りの最中がちょこんと乗っている和風な一品。お花の形が、乙女心をくすぐります。ゴマのジェラートは、ゴマ一粒一粒の存在感たっぷり。アルコールの後に食べることを前提にしているせいか、クリームあんみつのようなくどすぎる甘さはなく、見た目のわりにサッパリといただけます。クルミのリキュール「ノチェロ」のミルク割りと合わせても、香ばしさが引き立てあってGOOD。

「シメにパフェ」と聞くと、「お酒飲んだ後に甘いものなんて食べられないよ!」と思った方もいるかもしれませんが、札幌のシメパフェは、飲みながらでもお酒の後にでも楽しめる、シンプルながらクオリティの高いスイーツ。ラーメンでガッツリ締めるのとは、また違った良さが味わえるはずです。

北海道のおいしいものと言えば、海鮮、ジンギスカン、スープカレー、お寿司…。もう挙げだしたらキリが無いくらいの美食があなたを待ち受けていますが、シメをラーメンかパフェで悩むのも、一興かもしれません。

【バーラー ペンギン堂】

北海道札幌市中央区南4条西1丁目6-1 011-261-2320

19:00~3:00 日曜定休

(取材・文/しらべぇ北海道支部

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Sirabee編集部

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