天才肌の変態とは…?「自ら変態と公言する人は変態ではない説」を検証
2014/10/02 20:00
お酒の席で、徐々にアルコールがまわってきて会話がヒートアップしてくると話題にあがる「性癖」の話題。そんな時によく出てくるフレーズのひとつに、「変態?ノーマル?」というのがあります。筆者の経験では、女性は「ノーマルだよ」といい、男性の期待を裏切る回答をされる方が多い印象ですが、男女問わず時折「自分は変態ですよ!!」となぜだか自慢気に挙手をしてくる人がいます。
実は筆者も何を隠そう「変態」自慢の1人なのですが、先日とある方から「自分から自慢気に変態っていう人は、実は変態じゃない」と言われてしまいました。そこで、世間の皆様はどう思っているのかということを調べるため、20代~60代の男女1369人を対象に、
「自らのことを『変態です』と自慢げに言う人は、本当の変態ではないと思う」
という項目でアンケートを実施したところ、約半数の49.2%の方が「本当の変態ではないと思う」と回答しました。
この結果を受け、冒頭で紹介した「実は変態じゃない」と筆者に言い放った人物、「女性に罵倒されることに心底興奮する」という性癖を持つ変態ライターのセルフクエスト痔郎さんに、なぜ変態じゃないと思うのかを聞いてみました。
■変態には2つのタイプがある
「私が思うに、変態には2つタイプがあって、まず1つが『マゾヒスト』タイプの変態。自分の性癖が、人にとってはおかしいものであると自ら理解してて、人に変態と言われるとその恥ずかしさから逆に興奮してしまっているという変態。
そしてもうひとつが、自分がそもそも変態であるということを理解していない『天才肌』タイプの変態。こういう方は、周りがどれだけ変態だと言っても自分じゃ全く変態だと思っていない。このどちらのタイプを見ても、自分から『変態です』と自慢気に言うことはないです。なので、自慢気に言う人に変態は少ないと思います」
少年のようなキラキラとした瞳で変態について語る痔郎さんに思わず納得してしまったのですが、逆を返せば「変態です!」と自分で言っておけば、世間的には半数近くの人が実際はノーマルだと思ってくれるということです。
自分が変態であることを隠したい人は、「変態です!」とあえて公言するのもアリなのかもしれません。ただし、残りの半数の人からは、意に反してガチの変態だと思われてしまう危険性を伴いますので、お気をつけください。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年9月19日(金)~9月22日(月)
対象:全国20代~60代の男女計1369名
(文/しらべぇ編集部・常時系)
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