画になる組み合わせNo.1「読書×女の子」 最も本を読む世代は20代女性と判明!
2014/09/21 12:00
おじいさんおばあさんが読書をしている姿はもちろんさまになりますが、それと同じくらい、いやむしろそれ以上に画になるのが、「読書×女の子」です。
しかし、そんな“文学少女”は、「若者の活字離れ」がまことしやかにささやかれる現代に本当に実在しているのでしょうか? これは、ハッキリとさせなければいけません。
そこでしらべぇ編集部では、「直近1年間で、小説や新書などの『活字の本(マンガや雑誌は含まない)』を読んでいない」という項目のアンケートを実施しました。まずは、世代別の結果を御覧ください。
20代:74.6%
30代:72.3%
40代:73.3%
50代:73.3%
60代:69.0%
このように、「若者の活字離れ」という前評判を裏切り、最も活字を読んでいるのは20代という結果になりました。これは希望が持てますね。それでは、本題の世代別・男女別での結果を「当てはまらない(読んでいる)」の割合の高い順に見ていきます。
20代女性:78.5%
40代女性:76.5%
30代女性:75.4%
50代男性:75.0%
60代女性:74.0%
(そもそも20代の女性が文学“少女”に含まれるかどうかはさておき…)20代女性が最も読書をしているという結果となりました! やりました! 文学少女(?)はまだ絶滅していません!
■女性と読書のイメージの実態は?
性・年代別のトップ5を見てみると、どうやら女性のほうがより読書をしているようですね。たしかに、街中のカフェなどを見るかぎり、男性よりは女性のほうが読書をしているイメージがあります。さて、この結果をもう少し分析してみましょう。
●書籍の入手方法から見る女性の読書状況
上記調査とは別の読書状況についてのアンケートでは、「書籍の入手状況について」の男女別の調査がされていました。その結果では、「大型書店で購入」と「インターネットで購入」という項目については男女で大きな差はありませんでしたが、「図書館で借りる」という項目の結果を見てみると、
全体:36.1%
男性:27.0%
女性:45.1%
となっています。(調査元:レポセン「読書に関する調査(2014)」より)
図書館で本を借りる男性が3割以下なのに対し、女性は約半数です。試しに図書館に足を運んでみると、確かに女性来館者のほうが目立つ印象がありました。
「文学少女」というテーマから始めたこの調査。女性と読書の親和性は、そのイメージ通りといえそうです。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年5月19日(月)~5月20日(火)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー 計600名
(文/しらべぇ編集部・塩川正樹)