K-POP新人歌手の歌詞にも登場!いま一度確認したい「LINEトラブル」5例
2014/09/15 12:00
今やすっかり私たちの日常にとけ込んでいるメッセージアプリ「LINE」。当たり前のように使いすぎて、なくなってしまうと困るという方が大半ではないでしょうか?
さて、LINEはどれくらい重要視されているのでしょうか? 「LINE、Twitter、Facebook、どれかをひとつやめなければいけないとしたらどれを選びますか?」という20~60代のスマホユーザーの男女計297名を対象にしたアンケートでは、結果は以下のようになっています。
1位:Twitter:32.3%
2位:Facebook:29.3%
3位:LINE:18.5%
(どのアカウントももっていない:19.9%)
このように、最下位はLINE、つまりLINEは最も“やめたくない”と思われている結果になっています。LINEの利用者数は実に5000万人いるとされており(2014年3月/LINE公式ブログより)、単純計算で日本人の3分の1以上が使っていることを考慮すると、納得の結果ですね。
そんな国民的アプリ「LINE」ですが、便利な反面、うっかりしているとトラブルの原因になることもあるのです。今回は、いま一度確認しておきたい「LINEトラブル」を5つ紹介します。
■1:既読/未読スルー
連絡して「既読」が付いているのに返事がこない。このような「既読スルー」は有名ですが、それと同じくらい問題になっているのが、読まずに放置する「未読スルー」。ただし、2~3日未読が続くと無視がバレバレ。恋人同士の場合、喧嘩に発展するケースも多くあるようです。
■2:グルチャ外し
先日、府議会議員と中学生のあいだでの「LINEのグルチャ外し問題」が話題になりました。
グルチャ(=グループチャット)とは、複数人で1つのグループを作り、その中でチャットできる機能のことを指します。ここで問題になっているのが「グルチャ外し」です。特定の人をグループから外すことで、チャットに参加できないようにしてしまうのです。現在、中・高生のあいだで特に問題となっている現象です。
■3:小学生のLINE中毒
利用者の15%を10代が占めるように、LINEは小学生にも人気です。彼らのなかには、食事の時間も携帯を離さず、ずっとLINEをしている子もいるようです。LINEを怠ることによる「グルチャ外し」に遭うことを心配している子供も少なくないとか。気軽に連絡をとれて便利な反面、それが負担になることもあるようです。
■4:誤爆
気軽にメッセージを送れるLINEだからこそ、うっかり相手を間違えて送ってしまった「誤爆」の経験、ありませんか? ちなみに筆者は、自分の兄から彼女に送るはずだったであろうラブラブのメッセージが届き、なんとも言えない思いをした事があります…。
また、“誤爆”という軽い響きの言葉にしてしまっていますが、「悪口(陰口)を本人に送ってしまった」などで大きなトラブルの原因になることもあるようです。気を付けたいですね。
■5:LINE乗っ取り
女優の仲里依紗さんなども経験した「LINE乗っ取り」。いつの間にかにLINEのアカウントを第三者に乗っ取られ、友だちに向けて勝手にメッセージを送られてしまう被害のことです。乗っ取り犯はWebマネーやiTunesカードを買わせるメッセージを送り、一定時間経過後、アカウントごと削除してしまいます。
既にニュースになっているので、メッセージが届いた時点で乗っ取りに気付ける方もいる一方、だまされてカードマネーを購入してしまった方もいるようです。今後も、このような事例には常に注意しておくことが必要といえます。
LINEをめぐる大きなトラブルが起きた際、ニュース番組などではわざわざ「LINE」という固有名詞を入れて報道されることが多くあります。これに否定的な意見を持つ人も少なくありませんが、上に挙げたような、(新たなコミュニケーションツールである)LINEの性質が少なからずトラブルの原因になっているパターンが多いのも現状ともいえるでしょう。
ちなみに、先日大々的に日本デビューしたBIGBANGの弟分的K-POPグループ「Winner」のアルバムに収録されている『LOVE IS A LIE』という曲には、「LINEのレスなくっても」という歌詞が登場します。ついに固有名詞として歌詞に入ってくるようになったとあって、LINEの存在は私たちの生活においてますます重要になってきているといえそうですね。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年5月19日(月)~5月20日(火)
対象:全国20代~60代 男女スマホユーザー 計297名
(文/しらべぇ編集部・永久眞規)
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