沖縄の人はみな知ってる? 「スコール」の悲劇と対処法 ビニール傘はさようなら!

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沖縄在住ライターのmiya‐nee(みやねえ)です。日本の最南端に位置する沖縄県といえば、亜熱帯地域に属しているため、独特な植物や魚介類が見られる南国感満載の土地柄です。梅雨明けの6月中旬から10月頃までは暑く、私にとってその期間は「夏」だと勝手に思い込んでいます。ちなみに、11月に海で泳いでる人を見かけたら、それは100%観光客の方々。秋の季節感は少なく、すぐ冬に突入します。

そんな夏の期間に沖縄で見られる特有の天気が、スコールです。一般的には、晴天のなか急に降り始めて10~15分でパタリと止む大粒の豪雨のことですよね。

予期せぬ事態とは急に起こるもので、沖縄にはスコールによる悲劇というものが存在します。そんなスコールの悲劇、そして遭遇した際の回避方法をご紹介していきます。

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1: 安くてもビニール傘はダメ!

最近では日本列島を襲う台風の映像などでご存知の方が多いかもしれませんが、沖縄では格安ビニール傘は通用しません。島国特有の海風が通年吹いており、強風時は特に要注意が必要です。

強風に煽られたビニール傘は、一瞬でビニールが姿を消し、針金だけの悲しい残骸と化し、無駄なゴミを増やすだけのエコに反した地球に優しくない状態となります。

これを回避するには、高値の高級傘を持ち歩くか、諦めて何もささないかのどちらかでしょう。

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2.:デジタル機器の命が危ない!

傘を持たない状況で出会うスコールは、デジタル機器の存続の危機を伴います。

全身ずぶぬれ状態の場合はポケットに収納したスマホが水没し、鞄に収納したDSやPCまでもが水没の危機に瀕することも。そんな状況に陥る前に、速やかに屋根のある場所に避難しましょう。

万が一周辺に避難場所がない場合は、デジタル機器の命は神のみぞ知る放置プレーとなり、最悪は「守ってあげられなくて…ごめんね。」と心の声が悲しく呟くことになります。

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3.:高速道路を走行中! オープンカーの悲劇

レンタカーならオープンカーでしょ! と快晴の空の下、ルーフ全開で気分爽快な走行中に起こる悲劇。

高速道路を走行中にスコールに見舞われた場合、ルーフを戻したくてもスピードと風が邪魔をして思い通りにいかず、サングラスに打ちつける大粒の雨で前が見えず、更にはサングラスを外すと滝のように流れてくる雨で目が開けてられません。現実に遭遇すると、これは笑い話ではなく命の危機を感じます。

こんな状況に遭遇したら、速やかに路肩に避難して将来有望な、もしかすると近い未来偉業をなし遂げるかもしれない自分の命を守りましょう。

福山雅治さんの歌に『Squall』(スコール)という清々しいラブソングがあります。心地よいスコールがあれば、残念な悲劇に見舞われるスコールも時として存在します。もし沖縄や海外でスコールに遭遇した際は、皆さんどうぞご注意ください。

(文/しらべぇ沖縄支部・miya‐nee


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Sirabee編集部

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