見た目も進化！ビジュアル系かき氷が続々！「目でも食べたい」絶品かき氷5選

やあ諸君。かき氷刑事です。この夏、次々に現れるホシ（犯人のかき氷）を逮捕すべく、お腹を張って、絶賛パトロール中です。さて、第3回の捜査は、「ビジュアル」について。氷とシロップのみという極限までシンプルなこのスイーツは、他に負けない独自の美へと進化を遂げているのです。

1：斜面はキャンバス！？　夏一跳かき氷
【三徳堂　＠中央区銀座】

積み上げられた氷の斜面は、ほんのり甘い黒蜜がかかったセピア色。それをキャンバスのように飾り立てるのは、色とりどりの果物たち。中国茶専門店ならではのふしぎな色彩世界は、香港映画に出てくるきらびやかなマフィアのボスのよう。郷愁を誘う滋味深いホシ。

2：見つめるかき氷！？　白くまくん
【ジャパニーズアイス櫻花　@渋谷区恵比寿】

フルーツや練乳をふんだんに使った九州名物のかき氷「白くま」を、実際の姿に極限の素材で再現。定番の白のほかにも、黄色、ピンク、黒といろんなくまが生息。つぶらな眼差しが刺さりながらも、頭からがぶりと逮捕。懐に甘いフルーツと小豆を隠蔽する、どこまでもかわいすぎるホシ。

3：ゴージャス系！？　大人の氷
【ザ・ダイニング ルーム　@ストリングスホテル東京インターコンチネンタル 26F】

かき氷といえば、崩れるのを焦りながらそれでもちょっとこぼして食べるもの。ところが、こちらはそれとはほど遠い、スマートなルックス。ミルフィーユのように重ねられたフルーツの層にシャンパーニュを注ぎ、味の変化を楽しむ。思わず正座してしまいそうな、一口一口が上品なホシ。

4：絵の具のように混ざり合う！？　パピンス氷
【Papins　＠東京都渋谷区鶯谷町】

パピンスとは、韓国のかき氷。練乳ベースの真っ白なふわふわ氷と、トッピングを綿密に混ぜ合わせて食べる様は、まるでパレットに載せた絵の具のよう。口の中でもさまざまな食感が交差する…とても絵画的なホシ。

5：王道の王道！？　苺みぞれ
【虎屋菓寮銀座店＠東京都中央区銀座】

写真と現物のギャップが大きい、かき氷業界。そんな中、実物を目にしてほしいのが、これ。王道いちごの中で常に安定感を保ち、量、形、器、全てにおいて美しい。底には苺羹がひっそりと在る…いちいち美人なホシ。

目でも食べたいかき氷は、溶け方からお皿の底まで、ずっと美しい…そんな姿にも容赦せず逮捕しなくては！　次回は「こんなところに潜伏！？　〇〇屋のかき氷が狙い目！？」をお送りします！

（文／しらべぇ編集部・かき氷刑事）